サマリ
属性インデックスを既存のテーブル、フィーチャクラス、シェープファイル、カバレッジ、属性付きのリレーションシップ クラスに追加します。
ArcGIS では属性インデックスを使用することによって、属性クエリと一致するレコードを迅速に検索できます。ジオデータベースにおける属性インデックスの詳細については、「属性インデックスの作成」をご覧ください。
使用法
シェープファイルでは複数インデックスがサポートされないため、追加されるフィールドはコンポジット インデックスの一部になります (つまり、1 つのインデックスがテーブル内の複数のフィールドに作成されます)。
ArcSDE ジオデータベース、ファイル ジオデータベース、パーソナル ジオデータベースでは、個々のインデックス名について新しいインデックスが追加されます。インデックス名がすでに存在する場合は、更新する前に削除する必要があります。
[属性インデックスを追加するフィールド] パラメーターの [フィールドの追加] ボタンは、ModelBuilder だけで使用されます。ModelBuilder では、先のツールが実行されていないか、出力データが存在しないために、[属性インデックスを追加するフィールド] パラメーターにフィールド名が表示されない場合があります。[フィールドの追加] ボタンを使用すると、[属性インデックスの追加 (Add Attribute Index)] ダイアログ ボックスを完了してモデルの作成を続行できるように、必要なフィールドが追加されます。
構文
AddIndex_management (in_table, fields, {index_name}, {unique}, {ascending})| パラメータ | 説明 | データ タイプ |
in_table | インデックスを付けるフィールドが含まれるテーブル | Mosaic Layer; Raster Catalog Layer; Raster Layer; Table View |
fields | インデックスを追加するフィールドのリスト。任意の数のフィールドを指定できます。 | Field |
index_name (オプション) | 新しいインデックスの名前。インデックス名は、ジオデータベースのフィーチャクラスとテーブルにインデックスを追加するときに必要です。他の入力タイプの場合、インデックス名は無視されます。 | String |
unique (オプション) | インデックス内の値を一意にするかどうかを指定します。
| Boolean |
ascending (オプション) | 値に昇順でインデックスを付けるかどうかを指定します。
| Boolean |
コードのサンプル
AddIndex (インデックスの追加) の例 1 (スタンドアロン スクリプト)
次のスタンドアロン スクリプトは、指定したフィールドに属性インデックスを作成する方法を示しています。
# Name: AddAttIndex.py
# Description: Create an attribute Index for specified fields
# Import system modules
import arcpy
# Set a default workspace
arcpy.env.workspace = "c:/data"
try:
# Create an attribute index for the few fields listed in command.
arcpy.AddIndex_management ("counties.shp", "NAME;STATE_FIPS;CNTY_FIPS", "#", "NON_UNIQUE", "NON_ASCENDING")
arcpy.AddIndex_management ("mexico.mdb/land/lakes", "NAME;geocompID", "NGIndex", "UNIQUE", "ASCENDING")
except Exception as err:
print(err.args[0])
AddIndex (インデックスの追加) の例 2 (Python ウィンドウ)
次のコードは、Python の対話形式のウィンドウで AddIndex (インデックスの追加) 関数を使用する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data/input/indices.gdb"
arcpy.AddIndex_management("lakes", "NAME;geocompID", "NGIndex", "UNIQUE", "ASCENDING")
環境
ライセンス情報
- ArcGIS for Desktop Basic: ○
- ArcGIS for Desktop Standard: ○
- ArcGIS for Desktop Advanced: ○