コントロール ポイント ファイルとは、アジャストの一部を定義するターゲット座標が含まれたテキスト ファイルです。[アジャスト] ツールでは、2 つまたは 3 つの列からなる、タブ区切りのコントロール ポイント ファイルをサポートします。列 2 つのコントロール ポイント ファイルは、1 組みのターゲット座標値で構成されます。列 3 つのコントロール ポイント ファイルは、ターゲット座標値の前に ID 列 (文字列または数値) が加わります。コントロール ポイントは、たとえば GPS や現地調査によって判明しているフィーチャの地点を表す座標値であり、[コントロール ポイント] ウィンドウに表示されます。コントロール ポイント ファイルは、ArcMap または Microsoft のメモ帳などの任意の ASCII テキスト エディターで作成することができます。
リンク ファイルとは異なり、コントロール ポイント ファイルを開いただけでは、移動リンクは自動的に作成されません。手動でコントロール ポイントから移動リンクを作成する必要があります。[コントロール ポイントを表示] コマンドで [コントロール ポイント] ウィンドウを開き、各行をダブルクリックして、マップにターゲット リンクを作成します。ターゲット位置にリンクが作成されたら、リンクをソース位置につなぎます。これで、ソース フィーチャとターゲット フィーチャが接続されます。すべてのコントロール ポイント行が [コントロール ポイント] ウィンドウからなくなるまで、この操作を繰り返します。
- [アジャスト] → [リンク] → [コントロール ポイント ファイルを開く] をクリックします。
- [開く] ダイアログ ボックスで、[ファイルの場所] ドロップダウン矢印をクリックし、コントロール ポイント ファイルが保存されているフォルダーへ移動します。
- コントロール ポイント ファイルをダブルクリックして読み込みます。
[コントロール ポイント] ウィンドウが表示されます。
- [コントロール ポイント] ウィンドウの行をダブルクリックします。これにより、ターゲット位置にリンクが作成されます。
- リンクの端点をソース位置にドラッグして、1 回クリックして追加を終了します。
対応する行が [コントロール ポイント] ウィンドウから削除されます。
- [コントロール ポイント] ウィンドウのすべての行が消えて移動リンクに変換されるまで、このプロセスを繰り返します。