次に、2 つのダイアグラムでの優先度によるノード削減ルールの実行結果を示します。
サンプル 1 - [最近隣のノードを選択] オプションを使用したフィルター ノードの削減
次のサンプル 1 のダイアグラム (図 1.1) を実装するスケマティック ダイアグラム テンプレートでは、優先度によるノード削減ルールは青いノードを削減するように定義されます。
青いノードは、[タイプ] フィールドの値が E のステーション スケマティック ノードです。
これらの特定のノードを除外するには、ルール タブで SQL フィルターを指定します。その他の優先度によるノード削減ルール属性は、程度の制約なしに削減が行われ、ターゲットの検出が [最近隣のノードを選択] オプションと連動するように指定されます。
図 1.2 は、この削減ルールをアクティブにしてダイアグラムが更新された後に得られた結果を示しています。
ノードが削減されたダイアグラムに含まれるスケマティック フィーチャで、[個別属性] ツール を使用すると、クリックしたスケマティック フィーチャだけでなく、関連する削減されたスケマティック フィーチャの個別属性も表示できます。
同様に、削減されたいくつかのスケマティック フィーチャに関連付けられたスケマティック フィーチャがダイアグラムで選択されているときに、[スケマティックの選択セットをマップに反映] コマンド を使用すると、選択されているスケマティック フィーチャに関連付けられた GIS フィーチャだけでなく、関連する削減されたスケマティック フィーチャに関連付けられたすべての GIS フィーチャも選択されます。
サンプル 2 - 優先度によるノードの削減
次のサンプル 2 のダイアグラム (図 2.1) では、優先度によるノード削減ルールは三角形で示される TransformerBank スケマティック ノードを削減するように定義されます。これらはすべて同じスケマティック フィーチャクラスに関連付けられています。
優先度によるノード削減ルール属性は、TransformerBank スケマティック フィーチャクラスによって実装されたすべてのスケマティック フィーチャで、接続の制約なく削減が行われるように指定されています。ターゲットの検出は、[優先度の高いノードを選択] オプションと連動します。ServiceLocation ノード スケマティック フィーチャクラス (緑の縁のみの円で示されるノードを持つ) が優先度の最も高いクラス、ProtectionDeviceBank スケマティック フィーチャクラス (黒い縁のみの円) が 2 番目の優先度のクラス、ElectricNetwork_Net_Junctions (黒く塗りつぶした円) が優先度の最も低いクラスです。
図 2.2 は、この削減ルールをアクティブにしてダイアグラムが更新された後に得られた結果を示しています。
ダイアグラムは更新前にレイアウトされ、保存されているため、リンクは保存されているそれらの頂点を保持しています。