ArcGIS for Desktop

  • ドキュメント
  • 価格
  • サポート

  • My Profile
  • ヘルプ
  • Sign Out
ArcGIS for Desktop

ArcGIS Online

組織のマッピング プラットフォーム

ArcGIS for Desktop

完全なプロ仕様の GIS

ArcGIS for Server

エンタープライズ GIS

ArcGIS for Developers

位置情報利用アプリの開発ツール

ArcGIS Solutions

各種業界向けの無料のテンプレート マップおよびテンプレート アプリケーション

ArcGIS Marketplace

組織で使えるアプリとデータを取得

  • ドキュメント
  • 価格
  • サポート
Esri
  • サイン イン
user
  • マイ プロフィール
  • サイン アウト

ArcGIS Help

  • ホーム
  • はじめに
  • マップ
  • 解析
  • データ管理
  • ツール
  • その他...

Raster オブジェクトの相互作用

Spatial Analyst のライセンスで利用可能。

  • テンポラリ ラスターの保存
  • Raster オブジェクトの再使用
  • Raster オブジェクトの削除
  • 新しい Raster オブジェクトへの Raster オブジェクトの割り当て

Raster オブジェクトはラスター データセットを参照し、マップ表示で使用されている場合は、[コンテンツ] ウィンドウ内のラスター レイヤーに関連付けられていることもあります。ほとんどの場合、ラスター データセット、Raster オブジェクト、およびラスター レイヤー間の関係は維持されますが、Spatial Analyst マップ代数演算を生産的に使用するには、これらの関係を理解しておく必要があります。

Raster オブジェクトは次の 2 つの方法で作成されます。

  • マップ代数演算式の出力は Raster オブジェクトです。Raster オブジェクトの最も重要な特徴の 1 つは、マップ代数演算式から一次出力として作成されたとき、テンポラリ ラスターを参照することです。
    >>> outRas = Slope("elevation")
    >>> print outRas.isTemporary
    True
    
  • ラスター データセットを Raster オブジェクトとしてキャストできます。永続的なラスター データセットを Raster オブジェクトとしてキャストした場合、データセットの永続性が維持されます。
    >>> outRas = Raster("C:/Data/elevation")
    >>> print outRas.isTemporary
    False
    

状況によっては、Raster オブジェクトがラスター レイヤーに関連付けられる場合があります。Python ウィンドウで [ジオプロセシング処理結果をマップに追加] ジオプロセシング オプションをオンにすると、マップ代数演算式の結果が [コンテンツ] ウィンドウに追加され、Raster オブジェクトと同じ名前が付けられます。データセットをラスターとして割り当てた場合は、[コンテンツ] ウィンドウにレイヤーが追加されません。

テンポラリ ラスターの保存

Raster オブジェクトに関連付けられているデータがテンポラリの場合、ArcGIS セッションの終了時 (そのオブジェクトが範囲外になったとき、またはスクリプトが完了したとき) に削除されます。ただし、データが保存されている場合は例外です。ラスターを保存する際、レイヤーとオブジェクトには、更新後のラスター プロパティ (name、path、catalogPath、データセットの isTemporary ステータスなど) が反映されます。テンポラリ データセットを保存するにはいくつかの方法があります。

  • 関連付けられている Raster オブジェクトを使用してテンポラリ ラスター データセットを保存するには、Raster オブジェクトの save メソッドを使用します。
  • マップ レイヤーに関連付けられているテンポラリ データセットを保存するには、そのレイヤーを右クリックして [データ] > [データとして保存] の順に選択し、出力場所と名前を指定します。
  • マップ レイヤーに関連付けられているテンポラリ ラスター データセットを永続化するには、そのマップ ドキュメントを保存します。マップ ドキュメントを保存すると、ディスク上の現在の場所にラスター データセットが保存され、名前が自動的に生成されます。

Raster オブジェクトの再使用

オブジェクト名は一意でなければなりません。オブジェクト名を再使用すると、元のオブジェクトが上書きされます。次の例では、最初に、Slope の結果が outRas に出力されます。その後、Aspect 式の出力先として outRas が再使用されているので、この時点で出力内容が上書きされます。

outRas = Slope("inRas1") 
outRas = Aspect("inRas2")

レイヤーは、Raster オブジェクトと同じ名前で [コンテンツ] ウィンドウに追加されます。Raster オブジェクト名を再使用すると、同じ名前を持つ複数のレイヤーが [コンテンツ] ウィンドウに追加されます。前述の例では、outRas が [コンテンツ] ウィンドウに 2 回追加されます。最初は、Slope 式を実行したときです。この最初の outRas レイヤーは Slope の結果を参照し、Aspect 式が実行されるまで Python ウィンドウで使用できます。Aspect を実行すると、2 番目の outRas レイヤーが [コンテンツ] ウィンドウに追加されます。この時点でオブジェクトが上書きされ、Aspect によって生成されたデータセットとレイヤーを参照するようになります。

ヒント:

データセットを参照する Raster オブジェクトが上書きされた場合、レイヤーまたはデータセット名を使用して、そのラスター データセットを Raster オブジェクトとして再キャストできます。

Raster オブジェクトの削除

Raster オブジェクトを削除した場合、関連付けられているデータセットにどのような影響を与えるかはデータの状態によって異なります。データがすでに保存されている場合、Raster オブジェクトを削除しても、関連付けられているデータセットやレイヤーは何も影響を受けません。データセットがテンポラリの場合、Raster オブジェクトを削除したときの影響は、そのラスター データセットを参照するレイヤーが存在するかどうかによって異なります。テンポラリ データセットに関連付けられているレイヤーが存在しない場合、オブジェクトを削除すると、そのデータセットも削除されます。テンポラリ データセットに関連付けられているレイヤーが存在する場合、オブジェクトを削除しても、テンポラリ データは維持されます。

注意:
Raster オブジェクトを削除しても、レイヤーが参照しているテンポラリ データは削除されません。ただし、データを保存しない限り、レイヤーやオブジェクトが存在するかどうかにかかわらず、ArcGIS を終了した時点ですべてのテンポラリ データが削除されます。

次の例では、outRas という名前の Raster オブジェクトが削除されます。

outRas = Slope("C:/Data/elevation") 
del outRas

新しい Raster オブジェクトへの Raster オブジェクトの割り当て

Raster オブジェクトを新しい Raster へ割り当てた場合、関連するデータセットやレイヤーはコピーされません。Raster オブジェクトを新しい Raster オブジェクトへ割り当てると、元のオブジェクトを参照するもう 1 つのオブジェクトが作成されます。次の例では、outRas1 と outRas2 の両方が同じラスター データセットを参照します。

outRas1 = Slope("elevation")  

# Assigns Raster object to a new Raster object and save the raster dataset
outRas2 = outRas1
outRas2.save("C:/output/outslope")

この例では、outRas1 と outRas2 の両方が同じデータセットを参照します。したがって、outRas2 を保存すると、保存したデータセット outslope の永続状態、新しい場所、および新しい名前が両方のオブジェクトに反映されます。[コンテンツ] ウィンドウのレイヤーとして outRas1 が追加されており、レイヤー プロパティを使用するか、またはマップ ドキュメントを保存することによってこのデータを永続化した場合、outRas1 オブジェクトと outRas2 オブジェクトは両方とも保存済みのデータセットを参照します。

関連トピック

  • マップ代数演算とは
  • マップ代数演算による Spatial Analyst ツールの出力の管理操作
  • Raster オブジェクトの操作
このトピックへのフィードバック

ArcGIS for Desktop

  • ホーム
  • ドキュメント
  • 価格
  • サポート

ArcGIS プラットフォーム

  • ArcGIS Online
  • ArcGIS for Desktop
  • ArcGIS for Server
  • ArcGIS for Developers
  • ArcGIS Solutions
  • ArcGIS Marketplace

Esri について

  • 会社概要
  • 採用情報
  • スタッフ ブログ
  • ユーザ カンファレンス
  • デベロッパ サミット
Esri
© Copyright 2016 Environmental Systems Research Institute, Inc. | プライバシー | リーガル