ファイル ジオデータベースとパーソナル ジオデータベースに対して実行する管理タスクがいくつかあります。それらのタスクのうち、ジオデータベース内のフィーチャクラスでの空間インデックスまたは属性インデックスの作成、ジオデータベースの最適化、データの圧縮などのタスクは、パフォーマンスを改善することができます。
以下の表では、ファイル ジオデータベースとパーソナル ジオデータベースに対して実行できる管理タスクを比較し、各タスクの詳細情報へのリンクを示します。
タスク | ファイル ジオデータベース | パーソナル ジオデータベース |
---|---|---|
格納要件を軽減するために、読み取り専用形式でベクター データを圧縮 | Y | N |
レコードの並べ替えと未使用領域の削除により、ジオデータベースを最適化し、ディスク上のジオデータベースの格納領域を整理 | Y | Y |
他のユーザーと共有するデータを保護するためにライセンスされたジオデータベースを作成 | Y | N |
属性検索の処理時間を短縮するために属性インデックスを作成 | Y | Y |
空間検索の処理時間を最小限に抑えるために空間インデックスを設定 | Y | ◎ (ただし、空間インデックスのグリッド サイズを設定できるのは、フィーチャクラスの作成時のみ) |
新しい機能と修正を利用するために旧バージョンのジオデータベースをアップグレード | Y | Y |
ジオデータベースの名前の変更 | Y | Y |
ジオデータベースの移動 | Y この操作は ArcGIS を使用して実行することが推奨されます。 | Y この操作は ArcGIS を使用して実行する必要があります。ただし、Windows エクスプローラーを使用して実行することも可能です。 |