ディメンション フィーチャは、割り当てられたスタイルに基づいて描画とシンボル表示を自動的に処理し、ジオメトリの変更を制御することもできます。他のタイプのフィーチャのジオメトリを変更するために使った ArcMap の編集ツールを使用して、有効なディメンション フィーチャの正しいポイント構成を維持しながら、ディメンション フィーチャのジオメトリを変更することができます。ディメンション フィーチャの変更時に、[編集] ツールで一連の頂点を選択して移動し、ディメンション フィーチャのジオメトリを変更することができます。頂点を追加したり、既存の頂点を削除することはできません。以下の図は、いずれかの頂点を移動した場合に、ディメンション フィーチャのどこが変更されるかを示しています。
ディメンション フィーチャのテキストをディメンション ラインから離すこともできます。テキストの表示方法は、ディメンション フィーチャに対して選択したスタイルによって異なります。引出し線を含むライン装飾を持つスタイルもあります。こうしたスタイルでは、ディメンション フィーチャのテキストをディメンション ラインから引出し線の許容値を超えて移動すると、引出し線が自動的に表示されます。
ディメンション フィーチャのジオメトリのエクステンション ライン角度やその他のプロパティは、フィールドの値を変えることによって変更できます。次に、ディメンション フィーチャに関して変更できるフィールドのリストと、それらがジオメトリとどのように対応しているかを示します。
フィールド | プロパティ |
BEGINX | ディメンション始点の X 座標 |
BEGINY | ディメンション始点の Y 座標 |
ENDX | ディメンション終点の X 座標 |
ENDY | ディメンション終点の Y 座標 |
DIMX | ディメンション ラインの高さの X 座標 |
DIMY | ディメンション ラインの高さの Y 座標 |
TEXTX | テキスト ポイントの X 座標(ディメンション フィーチャに対してテキストが移動されていない場合は NULL) |
TEXTY | テキスト ポイントの Y 座標(ディメンション フィーチャに対してテキストが移動されていない場合は NULL) |
EXTANGLE | エクステンション ラインの角度 |