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紙の地図をデジタイズする準備について

  • ステップ 1: デジタイジング タブレットのセットアップとドライバ ソフトウェアのインストール
  • ステップ 2: デジタイザ パックのボタンの設定
  • ステップ 3: 紙地図の品質の確認
  • ステップ 4: 紙地図上のコントロール ポイントの設定
  • ステップ 5: 紙地図の登録
  • ステップ 6: 正しい投影法の設定
  • ステップ 7: デジタイズ モードの有効化とデジタイズの開始

デジタイズとは、紙の地図上のフィーチャをデジタル形式に変換する処理です。地図をデジタイズするには、コンピュータに接続されたデジタイジング タブレット(デジタイザとも呼びます)を使用して、目的のフィーチャをトレースします。これらのフィーチャの X、Y 座標が自動的に記録され、空間データとして格納されます。

デジタイジング タブレットによるデジタイズでは、フリーハンドでの画面によるデジタイズとは別に、空間データを作成および収集する手段が用意されています。ほぼすべての紙の地図のフィーチャをデジタル フィーチャに変換することができます。デジタイザを ArcMap の編集ツールと組み合わせて使用すれば、新しいフィーチャを作成したり、デジタル マップ上の既存のフィーチャを編集したりできます。

フィーチャを新しいレイヤにデジタイズし、このレイヤを既存のマップ ドキュメントに追加したり、デジタル データがまったく存在しない場所に新しいレイヤ セットを作成したりできます。また、デジタイザを使用して、デジタル マップ上の既存のレイヤを更新することも可能です。

このトピックでは、デジタイズする地図を準備するワークフローについて説明します。

ステップ 1: デジタイジング タブレットのセットアップとドライバ ソフトウェアのインストール

ArcMap でデジタイジング タブレットを使用するには、WinTab 対応のデジタイザ ドライバ ソフトウェアが必要です。使用しているデジタイザ用の WinTab 準拠ドライバが入手可能かどうかを調べるには、タブレットに付属のマニュアルを参照するか、製造元に問い合わせてください。

デジタイザをインストールする前に ArcGIS をインストールすると、[編集オプション] ダイアログ ボックスに [デジタイザ] タブが表示されない場合があります。このタブを追加するには、ArcGIS ESRIRegAsm.exe ユーティリティを使用して、digitizer.dll ファイルを登録する必要があります。以下の手順を実行するには管理者権限が必要です。

ヒント:

ArcGIS ArcObjects Software Development Kit をインストールしている場合は、digitizer.dll が格納されたディレクトリに移動して、digitizer.dll を右クリックし、ショートカット メニューから登録します。

  1. 開いている ArcGIS アプリケーションをすべて閉じます。
  2. DOS コマンド プロンプトを起動します。通常は、[スタート] → [プログラム](または [すべてのプログラム])→ [アクセサリ] の順にクリックして起動します。
  3. [コマンド プロンプト] ウィンドウで、「cd」、スペース、ESRIRegAsm.exe ユーティリティのあるディレクトリへのパス(C:\Program Files (x86)\Common Files\ArcGIS\bin)の順に入力します。これにより、コマンド プロンプトのアクティブ ディレクトリが、ESRIRegAsm.exe ユーティリティのインストール ディレクトリに変わります。
  4. Enter キーを押します。
  5. 「ESRIRegAsm.exe」、スペース、二重引用符、ArcGIS インストール ディレクトリにある DLL ファイルへのフルパス、二重引用符の順に入力します。デフォルトのパスは、C:\Program Files (x86)\ArcGIS\Desktop10.2\bin\digitizer.dll です。ArcGIS を別のディレクトリにインストールしている場合は、そのパスに置き換えてください。
  6. Enter キーを押します。
  7. 登録に成功したら、[コマンド プロンプト] ウィンドウを閉じます。ArcMap を再起動すると、[編集オプション] ダイアログ ボックスに [デジタイザ] タブが表示されます。

Windows 7 64 ビットのコンピュータで ArcGIS をデフォルトの場所にインストールしている場合、[コマンド プロンプト] ウィンドウは次のようになります。入力する必要のあるテキストは太字で表示されています。

Microsoft Windows [Version 6.1.7600]
Copyright (c) 2009 Microsoft Corporation.  All rights reserved.
C:\Users\username>cd C:\Program Files (x86)\Common Files\ArcGIS\binC:\Program Files (x86)\Common Files\ArcGIS\bin>ESRIRegAsm.exe "C:\Program Files(x86)\ArcGIS\Desktop10.2.1\bin\digitizer.dll"
注意:

この例は Windows 7 の場合です。別の OS の場合、[コマンド プロンプト] ウィンドウを開いたときに表示される初期パスは少し異なることがあります。その場合も、入力する必要のあるテキストは同じです。ただし、32 ビット オペレーティング システムでは、パスとして「(x86)」を含まない「Program Files」だけを使用する必要があります。たとえば、32 ビットの場合、デフォルトは C:\Program Files\Common Files\ArcGIS\bin になります。

注意:

使用するオペレーティング システムとセキュリティ設定によっては、管理者としてコマンド プロンプトを実行する必要があります。[スタート] メニューで [コマンド プロンプト] を右クリックし、[管理者として実行] をクリックすると、[ユーザ アカウント管理] ウィンドウにアカウント情報が表示されます。

ステップ 2: デジタイザ パックのボタンの設定

ドライバ ソフトウェアをインストールしたら、WinTab マネージャ セットアップ プログラムを使用して、デジタイザ パックのボタンを設定します(セットアップ プログラムを使用する前に、デジタイザの電源を入れてコンピュータを再起動する必要があります)。1 つのパック ボタンを、マウスの左ボタンのシングルクリックにより、ポイント フィーチャと頂点をデジタイズするために設定します。また、別のパック ボタンを、マウスの左ボタンのダブルクリックにより、ラインまたはポリゴン フィーチャのデジタイズを終了するために設定します。また、ボタンに右クリック動作を割り付け、ショートカット メニューを表示するように設定することもできます。

どの開発用プログラミング言語を使用しても、特定の ArcMap コマンドを実行するように別のボタンを設定できます。

ステップ 3: 紙地図の品質の確認

紙地図は、平らで、破れたり折りたたまれたりしていない、最新の信頼できるものであることが理想です。紙は天候によって伸びたり縮んだりします。デジタイジングの際の歪みを最小限に抑えるために、紙地図をマイラー紙などのより安定した材質にコピーすることもよくあります。

ステップ 4: 紙地図上のコントロール ポイントの設定

紙の地図からのデジタイズを開始する前に、コントロール ポイントを設定する必要があります。コントロール ポイントは、後で地図を ArcMap の地理空間に登録するときに使用します。地図にグリッドや既知の地表ポイントが記されている場合は、それらをコントロール ポイントとして使用することができます。それらが記されていない場合は、道路の交差点などの明確に区別できる位置を 4 ~ 10 個選び、地図上に鉛筆で印を付けます。個々の位置に一意な番号を割り当て、実際の地表座標を書き留めます。

適切に配置されたコントロール ポイントを少なくとも 4 つ特定したら、地図をタブレットの上に置き、跡が残らない特殊なパテ、マスキング テープ、または製図用テープを使用して、地図を固定します。製図用テープはマスキング テープに似ていますが、はがしても跡が残りにくいという特徴があります。タブレット上で地図の位置を正確に合わせる必要はありません。ArcMap では、地図を登録する際の位置のずれを自動的に調節し、そのような調節が行われた場合はエラー レポートで報告します。

ステップ 5: 紙地図の登録

コントロール ポイントを特定したら、実世界の座標系に紙の地図を登録します。これにより、フィーチャを地理空間に直接デジタイズすることができます。

地図の登録では、コントロール ポイントの地表座標が記録されます。これらは [編集オプション] ダイアログ ボックスの [デジタイザ] タブを使って記録されます。

地表座標を入力すると、ArcMap にエラー レポートが表示されます。エラー レポートには、ポイントごとのエラーと RMS エラー(平均二乗偏差)という 2 つのエラーの計算値が含まれています。ポイントごとのエラーは、個々の入力コントロール ポイントを変換したものと、対応するポイントのマップ座標との距離のずれを表しています。RMS エラーは、これらのずれの平均です。

ポイントごとのエラーは、現在のマップ単位で報告されます。RMS エラーは、現在のマップ単位とデジタイザ単位(インチ)の両方で報告されます。RMS エラーが大きすぎる場合には、適切なコントロール ポイントを再登録することができます。高精度のデータを維持するには、RMS エラーを 0.004 デジタイザ単位(通常はインチ)未満またはマップ単位(座標系が格納される地表単位)での同等の縮尺距離未満に抑える必要があります。それほどの精度を必要としないデータの場合は、0.008 デジタイザ単位程度でもかまいません。

ステップ 6: 正しい投影法の設定

紙の地図の座標系(投影法)がわかっている場合は、デジタイズ先のレイヤにも同じ投影法を設定する必要があります。フィーチャを既存のフィーチャ レイヤにデジタイズする場合は、紙の地図とデジタル レイヤの座標系が同じであることを必ず確認してください。

ステップ 7: デジタイズ モードの有効化とデジタイズの開始

フィーチャをデジタイズするには、デジタイズ モードを有効化して、フィーチャを作成する必要があります。

デジタイジング タブレットは、一般に、デジタイズ(絶対)モードとマウス(相対)モードという 2 つのモードで動作します。デジタイズ モードで実行できるのは、フィーチャのデジタイズのみです。スクリーン ポインタは描画領域にロックされているため、ArcMap ユーザ インタフェースのボタン、メニュー コマンド、またはツールを選択することはできません。一方、マウス モードでは、スクリーン ポインタの位置とデジタイジング タブレットとの間に関係はありません。デジタイズの際には、[編集オプション] ダイアログ ボックスを使用して、デジタイズ モードとマウス モードを切り替えることができます。これにより、マウスの代わりにデジタイザ パックを使用してフィーチャをデジタイズしたり、ユーザ インタフェースの項目にアクセスしたりできます。また、デジタイザがマウス モードとデジタイズ モードのどちらであっても、マウスを使ってユーザ インタフェース要素を選択することができます。

紙の地図上のフィーチャは、ポイント モード デジタイジングとストリーム モード デジタイジング(ストリーミング)という 2 つの方法でデジタイズできます。デジタイズの際には、F8 キーを押して、2 つのモードを交互に切り替えることができます。

デジタイジング セッションを開始したときのデフォルトのモードはポイント モードです。ポイント モード デジタイジングでは、一連の正確なポイントまたは頂点をデジタイズすることによって、紙の地図上のフィーチャを変換します。ArcMap は、複数の頂点を接続して、デジタル フィーチャを作成します。ポイント モード デジタイジングは、作図ツールによるスクリーン デジタイジングと同じことをデジタイザで行います。唯一の違いは、デジタイザでは、マウスの代わりにデジタイザ パックを使用して、紙の地図からフィーチャを変換することです。

ストリーミングを行うと、マップ内を移動しているときに ArcMap がある間隔で自動的に頂点を追加します。ストリーミングによって、河川などの曲線を作成したい場合があります。ストリーミング(ストリーム モード デジタイジング)は一般にデジタイジング タブレットで使用されますが、単純にマウスで使用することもできます。

ストリーム モードでデジタイズを開始するには、フィーチャの作成中に右クリックして、[ストリーミング] をクリックします。F8 キーを押しても、ストリーム モードに入ることができます。マップをクリックすると、ストリーミングが一時停止します。これにより、ボタン、メニュー、その他のユーザ インタフェース エレメントをクリックできます。ストリーミングを一時停止すると、右クリックしてショートカット メニューにアクセスできるため、[XY 値の入力] や [相対 X, Y] などの他のメニュー コマンドを使用して頂点を配置できます。ストリーミングを再開するには、マップを再度クリックします。ストリーム モードを完全に終了するには、右クリックして [ストリーミング] をクリックするか、F8 キーを押します。

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