ArcGIS では、フィールドまたは属性列の追加や削除によって、シェープファイルおよび dBASE テーブルの構造を変更できます。ただし、既存のフィールドの名前およびデータ タイプの変更はできません。代わりに、新しいフィールドを追加して適切な名前およびデータ タイプを設定する必要があります。フィールドの名前の長さは最大 10 文字であり、それ以上の文字は切り捨てられます。フィールドを追加した後に、ArcMap で編集セッションを開始して属性値を定義する必要があります。
フィールドを追加する別の方法として、[フィールドの追加] ツールを使用する方法もあります。
ArcGIS によってサポートされるフィールドのデータ タイプについては、ジオデータベース フィールドのデータ タイプをご参照ください。トピック「インポート時のデータの変換方法」には、複数のデータ ソースのデータ タイプを ArcGIS ジオデータベース フィールドのデータ タイプに割り当てる方法を示す表があります。
- ArcMap の [コンテンツ] ウィンドウで、シェープファイル レイヤーを右クリックして [属性テーブルを開く] をクリックします。
- [オプション] ボタンをクリックし、[フィールドの追加] をクリックします。
- [名前] テキスト ボックスにフィールド名を入力します。
- [種類] ドロップダウン矢印をクリックして、データ タイプをクリックします。
新しいフィールドのデータ タイプに対応するプロパティが [フィールド プロパティ] リストに表示されます。
- [フィールド プロパティ] リストをクリックして、プロパティを入力します。プロパティには次のようなものがあります。
- 全桁数: 数値フィールドに格納できる桁数。たとえば、56.78 の数値の全桁数は 4 です。
- 小数点以下桁数: Float または Double タイプのフィールドでの、数値の小数点以下の有効桁数。たとえば、56.78 の数値の小数点以下桁数は 2 です。小数点以下桁数は Float および Double フィールド タイプでのみ使用されます。
- 長さ: 文字数で指定されるテキスト フィールドの長さ。
- [OK] をクリックします。