探しているデータを検索および検出する機能は重要です。属性テーブルでは、レコード間をナビゲートするコントロールと、テーブル内の特定の値を検索する [検索] コマンドを利用できます。
テーブル ウィンドウの最下部にあるボタンを使用して、テーブル内の次のレコード、前のレコード、最初のレコード、または最後のレコードに移動することができます。特定のレコード番号を知っている場合は、その番号を入力することもできます。さらに、キーボード ショートカットとマウス ショートカットを使用して、テーブル内のレコードにすばやくナビゲートすることができ、テーブルからマップを操作することができます。たとえば、レコードを右クリックして、マップ上のフィーチャを点滅させる、個別属性を表示する、ズームする、または画面移動することが可能です。
テーブル内のレコードの検索
数値またはテキスト文字列に一致するレコードをテーブル内で検索したい場合は、テーブル内の選択したフィールドまたはテーブル全体で、その値を検索することができます。フィールドの種類 (テキストまたは数値) に応じて、3 種類の検索を実行することができます。
- 任意の部分
- フィールド全体
- フィールドの先頭から
数値フィールドは常にフィールド全体で検索されます。テキスト フィールドを検索する場合は、テキスト文字列の任意の部分またはフィールドの先頭から、[検索] ダイアログ ボックスに入力したテキストと一致するレコードを検索することができます。[検索] ダイアログ ボックスには、テーブル内の現在の位置から上、下、またはすべての方向に検索するオプションも用意されています。
テーブル内で特定のテキストや数値が含まれているレコードを検索しなければならないことがあります。デフォルトでは、[検索] コマンドを実行すると、入力したテキストがテーブル内の値の任意の部分と照合されます。たとえば、テキスト「San」は Pleasants と San Juan から検出されます。しかし、[検索] ダイアログ ボックスの [一致範囲] リストで [フィールドの先頭から] を選択した場合、Pleasants は検出されません。テキスト「San Juan」と完全に一致するすべてのインスタンスを検索するには、[一致範囲] リストで [フィールド全体] を選択します。数値の検索も、テキストの検索と同じ方法で行うことができます。
デフォルトでは、[検索] コマンドは、現在のレコードがテーブルの先頭にあるものと想定し、残りのレコードを下に向かって検索します。現在のレコードがテーブルの一番下にある場合は、テーブルのレコードを上に向かって検索する必要があるので、[検索] リストの [上へ] をクリックします。[すべて] を選択すると、検索は現在のレコードから開始し、テーブルの残りのレコードを下に進みます。その後、テーブルの先頭に戻り、現在のレコードまで再び下方向に検索します。