マップ サービスの公開を、Python スクリプトで自動化することができます。これを行うには、arcpy.mapping モジュールの関数およびサーバ ツールボックスのツールを、以下の順序で呼び出す必要があります。
- arcpy.mapping 関数 CreateMapSDDraft を使用して、サービス定義のドラフト（*.sddraft）を作成します。この関数は、マップ ドキュメント（MXD）を読み取って、サービス定義のドラフトを作成します。
- arcpy.mapping 関数 AnalyzeForSD を使用して、公開を妨げる可能性のあるエラーについて、サービス定義のドラフトを解析します。この関数は、Python のエラー、警告、情報についてのメッセージ リストを返し、マップを公開できるかどうか検証するのに役立てることができます。このリストは、ArcGIS for Desktop の [サービス エディタ] ダイアログ ボックスで、[分析] ボタンをクリックして取得できる内容と同じです。
- サービス定義のドラフトに対して、[サービスのステージング（Stage Service）] ジオプロセシング ツールを実行します。これによって、ドラフトを、ArcGIS for Server に公開できるサービス定義（*.sd）に変換します。
- [サービス定義のアップロード（Upload Service Definition）] ジオプロセシング ツールを実行して、サービス定義をサービスとして公開します。