ArcGIS for Desktop

  • ドキュメント
  • 価格
  • サポート

  • My Profile
  • ヘルプ
  • Sign Out
ArcGIS for Desktop

ArcGIS Online

組織のマッピング プラットフォーム

ArcGIS for Desktop

完全なプロ仕様の GIS

ArcGIS for Server

エンタープライズ GIS

ArcGIS for Developers

位置情報利用アプリの開発ツール

ArcGIS Solutions

各種業界向けの無料のテンプレート マップおよびテンプレート アプリケーション

ArcGIS Marketplace

組織で使えるアプリとデータを取得

  • ドキュメント
  • 価格
  • サポート
Esri
  • サイン イン
user
  • マイ プロフィール
  • サイン アウト

ヘルプ

  • ホーム
  • はじめに
  • マップ
  • 解析
  • データ管理
  • ツール
  • その他...

再分類テーブルの使用法

3D Analyst のライセンスで利用可能。

  • リマップ テーブルについて

再分類ツールでは、リマップ テーブル (再分類テーブル) を使用して、データを即座に、かつ簡単に再分類できます。このテーブルのフォーマットは、個々の値、値の範囲、文字列、または NoData を別の値または NoData に対応付けることができるようになっています。リマップ テーブルを使用するジオプロセシング ツールは、[ASCII ファイルによる再分類 (Reclass by ASCII File)] ツールと [テーブルによる再分類 (Reclass by Table)] ツールです。[再分類 (Reclassify)] ツールを使用する場合は、解析用に再分類テーブルを動的に作成でき、そのテーブルを保存して後で使用することもできます。以降のセクションでは、これらのリマップ テーブルを作成するときのルールを説明し、再分類ツールでの使用例を示します。

リマップ テーブルについて

リマップ テーブルは、ASCII ファイル、ジオデータベース テーブル、または INFO テーブルです。ASCII ファイルは、[ASCII ファイルによる再分類 (Reclass by ASCII File)] ツールに必要で、[テーブルによる再分類 (Reclass by Table)] ツールには表形式が必要です。再分類ファイルは 2 つの部分で構成されます。最初の部分は再分類する特定のセルの値、2 番目の部分はセルの再分類後の出力値を示します。

ASCII リマップ テーブル

ASCII テーブルを使用すると、再分類後の値を決定するときの柔軟性が向上します。テーブルはテキスト エディターで作成でき、以降の段落で説明する形式ルールを使用して再分類のパラメーターを指定します。

ASCII リマップ テーブルの非常に基本的な例では、ラスターの分類に閾値のみを使用します。

    Value  Symbol
     3     1
     5     2
    10     3
    15     4
  • この例では以下のようになっています。
    • 3 以下の値を持つセルにはシンボル 1 が割り当てられます。
    • 3 より大きく 5 以下の値を持つセルにはシンボル 2 が割り当てられます。
    • 5 より大きく 10 以下の値を持つセルにはシンボル 3 が割り当てられます。
    • 10 より大きく 15 以下の値を持つセルにはシンボル 4 が割り当てられます。
    • 15 より大きい値を持つセルには NoData が割り当てられます。

ASCII リマップ テーブルは、オプションのコメント、オプションのキーワード、および必須の割り当てステートメントで構成されます。各ステートメントは、個別の行に入れる必要があります。コメントは、追加情報を示すために使用できる説明的なテキストです。コメントはリマップ テーブルの任意の位置に入れることができますが、その前にシャープ記号 (#) を付ける必要があります。キーワードは、再分類が実行されるパラメーターを設定します。割り当てステートメントは、指定した入力セルの値、または値の範囲に出力値を割り当てます。

キーワードは、割り当てステートメントを入力するより先に、ファイルの冒頭に配置します。ただし、コメントは任意の位置に入れることができ、キーワードよりも前にできます。ルックアップ テーブルに入れることができるオプションのキーワードが 2 つあります。その 1 つは LOWEST-INPUT で、再分類の対象となるラスター内の最小のセル値を指定します。LOWEST-INPUT の形式は「lowest-input <値>」で、<値> は再分類の対象となる最小のセル値です。LOWEST-INPUT は、指定値未満の値を持つセルを除外するときに使用します。たとえば、1 ~ 20 の範囲のセル値を持つラスターについて LOWEST-INPUT を 5 に設定すると、5 未満の値を持つセルが除外されます。LOWEST-INPUT を指定しない場合のデフォルト値は入力ラスターの最小値です。

もう 1 つのオプションのキーワード LOWEST-OUTPUT は、最小の出力値、つまり再分類後の値の開始ポイントを指定します。このキーワードは、割り当てステートメント (このセクションで後述) が入力値のみを指定する場合に、出力する再分類後の値を自動設定するために使用します。LOWEST-OUTPUT の形式は「lowest-output <値>」で、<値> は出力する再分類後の値の最小値です。LOWEST-OUTPUT を指定しない場合のデフォルト値は 1 です。

割り当てステートメントは、キーワードの後に配置します。いくつかの方法で形式を指定できます。割り当てステートメントの一般的な形式は、入力したセル値とその再分類後の値との関係を設定します。

    old input cell value : new output reclassified value

入力セル値は、整数または実数のいずれにもできます。ただし、出力の再分類値は整数のみです。

入力値、および対応する再分類値を指定するには、複数の方法が使用できます。これらの方法を例で示します。以降の ASCII リマップ テーブルの説明では、いくつかのリマップ テーブルを示し、入力セル値がテーブルに従ってどのように再分類されるかを説明します。すべての例で、1 ~ 20 のセル値を持つラスター データセットを使用しています。

例

入力セル値だけを指定

この例で示すリマップ テーブルは、割り当てステートメントが入力セル値のみを持ちます。

    # Example 1
    # Remap table for cell value reclassification.
    LOWEST-INPUT 3
    LOWEST-OUTPUT 2
    5
    6
    7
    15

入力セル値は、常に昇順にソートする必要があります。

INFO リマップ テーブルと同様に、連続する割り当てステートメントは、再分類するセル値の範囲を暗黙的に指定します。したがって、入力セル値を昇順にソートすることが重要です。各範囲に対応する出力の再分類値は、LOWEST-OUTPUT に指定された値から自動的に計算されます。セル値の最初の範囲は、LOWEST-OUTPUT に指定された値に再分類されます。次の範囲は、LOWEST-OUTPUT の値 + 1 に再分類され、すべての割り当てステートメントが再分類値をとるまで、以降の範囲について同様に 1 ずつ加算されていきます。指定範囲外にあるセル値は、NoData に再分類されます。

以下の表に、この例の再分類のまとめを示します。

入力セル値出力再分類値

3 未満

NoData

3 以上 5 以下

2 (lowest-output)

5 より大きく 6 以下

3 (lowest-output + 1)

6 より大きく 7 以下

4 (lowest-output + 2)

7 より大きく 15 以下

5 (lowest-output + 3)

15 より大きい

NoData

再分類のまとめ

LOWEST-INPUT を指定しない場合、5 以下のセルの値はすべて 2 に再分類されます。LOWEST-OUTPUT を 2 に指定しない場合、再分類値のデフォルトは 1 になります。

特定の出力値

リマップ テーブルにフィールドを追加して、個々の入力値または入力範囲に対する出力値を指定できます。

入力セル値または値の範囲の後にコロン (:) を付け、次に出力の再分類値を指定します。出力の再分類値を明示的に指定すると、LOWEST-OUTPUT は無視されます。例を以下に挙げます。

    # Example 3
    # Remap table for cell value reclassification.
    LOWEST-INPUT 3
    5 : 10
    6 : 16
    7 : 62
    15 : 28

以下の表に、この再分類のまとめを示します。

入力セル値出力再分類値

3 未満

NoData

3 以上 5 以下

10

5 より大きく 6 以下

16

6 より大きく 7 以下

62

7 より大きく 15 以下

28

15 より大きい

NoData

再分類のまとめ 3

明示的な入力範囲

同様に、明示的な入力範囲について出力値を指定できます。

    # Example 4
    # Remap table for cell value reclassification.
    3 5 : 9
    5 9 : 8
    13 15 : 59

以下の表に、この再分類のまとめを示します。

入力セル値出力再分類値

3 未満

NoData

3 以上 5 以下

9

5 より大きく 9 以下

8

9 より大きく 13 以下

NoData

13 より大きく 15 以下

59

15 より大きい

NoData

再分類のまとめ 4

無効な例 - 単一入力値と範囲の混在

前述の例はすべて有効な ASCII リマップ テーブルで、セル値の再分類に使用できます。4 つの方法はそれぞれ、ASCII リマップ テーブルで使用できる構文を示しています。4 種類の構文を混在することはできません。たとえば、単一の入力値を持つ割り当てステートメントの後に、入力範囲を持つ割り当てステートメントを指定すると無効です。

無効なリマップ テーブルの例を示します。同一のリマップ テーブルに、単一の入力のセル値と入力範囲を指定することはできません。

    # Invalid remap table for cell value reclassification
    LOWEST-INPUT 3
    LOWEST-OUTPUT 2
    5 
    6 9
    11
    15

無効な例 - 指定した出力値の混在

また、リマップ テーブルの一部の割り当てステートメントにのみ、出力の再分類値を指定しても無効です。出力値を指定する場合は、すべての割り当てステートメントに指定する必要があります。

無効なリマップ テーブルの例を示します (すべての割り当てステートメントに出力値を指定する必要があります)。

    # Invalid remap table for cell value reclassification
    LOWEST-INPUT 3
    5 : 10
    6
    7 : 62
    15

関連トピック

  • ラスターの再分類ツールセットの概要
  • 個々の値による再分類
  • 値の範囲による再分類
このトピックへのフィードバック

ArcGIS for Desktop

  • ホーム
  • ドキュメント
  • 価格
  • サポート

ArcGIS プラットフォーム

  • ArcGIS Online
  • ArcGIS for Desktop
  • ArcGIS for Server
  • ArcGIS for Developers
  • ArcGIS Solutions
  • ArcGIS Marketplace

Esri について

  • 会社概要
  • 採用情報
  • スタッフ ブログ
  • ユーザ カンファレンス
  • デベロッパ サミット
Esri
© Copyright 2016 Environmental Systems Research Institute, Inc. | プライバシー | リーガル