サマリ
既存の顧客レイヤーからセグメンテーション プロファイルを作成します。
[顧客レイヤーからプロファイルを作成 (Create Profile by Customer Layer)] (Business Analyst) の詳細
使用法
[顧客レイヤー] は、ポイント フィーチャクラスである必要があります。
ほとんどの場合、[顧客レイヤー] は Business Analyst の顧客レイヤーになります。
顧客レイヤーにすでにセグメンテーション コードが付加されている場合は、[セグメンテーション コード テーブルからプロファイルを作成 (Create Profile From Segmentation Coded Table)] ツールを使用して、プロファイルの作成時間を大幅に短縮できます。
このツールは、ポイントインポリゴン手法を使用してセグメンテーション コードを各顧客に追加します。これは、顧客ファイルの住所をジオコーディングする際にセグメンテーション コードを付加するよりも、大幅に時間がかかる傾向があります。このツールは、セグメンテーション コードが付加されていない既存の顧客レイヤーにのみ使用することをお勧めします。
セグメンテーション レイヤーに最低レベルの区画を選択すると、最高の精度が得られます。たとえば、国内で、町丁・字等を使用して既存の顧客レコードのプロファイルを作成します。
構文
CreateSegProfileByLayer_ba (Dataset, SegmentationBase, SegmentationLayer, ProfileFolder, {InputVolumeInfoFieldName}, {InputProfileComments})| パラメータ | 説明 | データ タイプ |
Dataset | プロファイルの生成に必要なポイントを含む入力フィーチャクラス。ほとんどの場合、Business Analyst の顧客レイヤーになります。 | Feature Layer |
SegmentationBase | 作成するプロファイルの人口または世帯数のベース。 | String |
SegmentationLayer | 各顧客にセグメンテーション コードを割り当てる際に使用するレイヤー。ポリゴン イン ポイントの手順をこのレイヤーに使用して、各顧客にセグメンテーション コードを割り当てる方法を決定します。 | Feature Layer |
ProfileFolder | 出力プロファイルの作成されるフォルダー。フォルダー名は、Business Analyst で使用されるプロファイル名に対応しています。たとえば、フォルダー (C:\My Output Data\Projects\Default Project\Segmentation\Profiles\NewProfile) に作成したプロファイルは、Business Analyst では「NewProfile」として参照されます。 | Folder |
InputVolumeInfoFieldName (オプション) | 必要に応じてプロファイルを作成できる数値情報を含むフィールド。たとえば、各顧客の売上を使用したプロファイルを作成できます。 | Field |
InputProfileComments (オプション) | プロファイルに設定するオプションのコメント。これらのコメントには、作者、ソース、日付、年代などの情報を含めることができます。 | String |
コードのサンプル
CreateSegProfileByLayer (顧客レイヤーからプロファイルを作成) の例 (スタンドアロン スクリプト)
# Name: CreateSegProfileByLayer.py
# Description: Creates a customer based segmentation profile using sample customers from the San Fransisco area.
# Author: Esri
# Import system modules
import arcview
import arcpy
arcpy.AddToolbox("C:\Program Files (x86)\ArcGIS\Desktop10.3\Business Analyst\ArcToolbox\Toolboxes\Business Analyst Tools.tbx")
try:
# Acquire extension license
arcpy.CheckOutExtension("Business")
# Define input and output parameters for the Create Profile by Customer Layer tool
CustomerPath = "C:/temp/sf_cust.shp"
OutPath = "C:/temp/NewProfile1/profile.xml"
# Create Profile by Customer Layer
arcpy.CreateSegProfileByLayer_ba(CustomerPath, "Total Adult Population", "US.BDS.BlockGroups", OutPath)
# Release extension license
arcpy.CheckInExtension("Business")
except:
print arcpy.GetMessages(2)
環境
このツールはジオプロセシング環境を使用していません
ライセンス情報
- ArcGIS for Desktop Basic: 次のものが必要 Business Analyst
- ArcGIS for Desktop Standard: 次のものが必要 Business Analyst
- ArcGIS for Desktop Advanced: 次のものが必要 Business Analyst