[顧客プロファイリング(Customer Profiling)] ツールは、一組の基準を満たすエリアを検索するクエリ(この場合は DMQ ファイル)をセットアップするために使用します。つまり、顧客基盤を最も適切に表す人口統計変数を判断するために、顧客データの構成をプロファイリングできます。ほとんどの場合、この基準は既存の顧客レイヤに基づいています。
[顧客プロファイリング(Customer Profiling)] ツールを使用すると、[人口統計データによる潜在顧客エリアの抽出(Customer Prospecting by Demographic Data)](Business Analyst)ツールの入力ファイルとして使用されるファイルを設定できます。
区画レベルによって、顧客のプロファイリングに使用されるフィーチャクラスが決まります。各顧客フィーチャ ポイントを区画レイヤの 1 つの地理フィーチャと空間的に照合し、そのフィーチャの属性が、[プロファイルに使用するフィールド] ダイアログ ボックスで設定された要件を満たすかどうかを判断するクエリを実行します。これらの結果は、顧客ごとに編集され、出力 DMQ ファイルに格納されます。
ファイリング オプションにより、区画レベル レイヤにプロファイリングされる値の上限と下限を設定できます。
- FLOOR_VALUE - 範囲の下限として属性値を読み取り、その値以上のすべての値を選択します。
- CEILING_VALUE - 範囲の上限として属性値を読み取り、その値以下のすべての値を選択します。
- BOTH - このダイアログ ボックスで設定する上限値と下限値の間にあるすべての値を読み取ります。