[ゲーム プラン チャート(Game Plan Chart)] は 4 象限チャートとも呼ばれ、標準の散布図が適用されます。チャートには、プロファイル比較レポートの結果が表示されます。X 軸はターゲット プロファイルの構成比に基づき、Y 軸は各セグメントのインデックス値に基づいています。以下のチャート例は、セグメントをインデックスおよび構成比の値を基にグラフ化したものです。
上の [ゲーム プラン チャート(Game Plan Chart)] は、[Core]、[Developmental]、[Niche]、[Other] の 4 つの象限に分かれています。デフォルトでは、[インデックス] 軸の値は 100 に設定されています。[構成比] 軸は、プロファイルのすべてのセグメントの構成比の中央値に設定されています。これらの値は、チャート上の軸をクリック&ドラッグして手動で調整できます。4 つの各象限について、以下に説明します。
- [Core] 象限(右上)には、各軸の値よりも大きいインデックスおよび構成比を持つすべてのセグメントが含まれます。これらのセグメントはインデックスが高く、顧客の大部分を占めていることから、これらのセグメントでは優位に立っていると判断できます。これらの顧客にマーケティング活動を絞り込みます。
- [Developmental] 象限(右下)には、構成比は高いものの、インデックスが [インデックス] 軸の値よりも低いセグメントが含まれます。この象限のセグメントには、投資の必要があると判断できます。この象限に含まれるセグメントには多くの顧客が存在するものの、インデックスはベースよりも低くなっています。ベース プロファイルに比べ、これらのセグメントには効果的にアプローチできていません。これらのセグメントにより効果的にアプローチできるマーケティング メッセージの創出を検討する必要があります。
- [Niche] 象限(左上)には、インデックスは 100 を超えるものの、構成比が平均未満のセグメントが含まれます。これらの象限のセグメントは、インデックスは高いものの、顧客数は多くありません。これらのセグメントは、特化したマイクロマーケティング活動の対象に適しています。
- 左下の象限には、インデックスが低く、構成比も平均未満のセグメントが含まれます。これらのセグメントに含まれる世帯は、おそらく分析対象の製品またはサービスを好まないと判断できます。多くの場合、これらのセグメントにマーケティングを行っても、投資に見合う効果は得られません。