サマリ
[ラスター タイプの作成 (Create Raster Type)] ツールは、Oracle、Microsoft SQL Server、または PostgreSQL 内に格納されたジオデータベースに ST_Raster データ タイプをインストールします。
使用法
このツールは、エンタープライズ ジオデータベースに対してのみ機能します。
[ラスター タイプの作成 (Create Raster Type)] ツールを実行する前に、完了しておく手順があります。準備の手順を含め、このツールの実行に関する詳細については、使用しているデータベース管理システムに応じて以下のいずれかのトピックをご参照ください。
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ジオデータベース管理者のみが、[ラスター タイプの作成 (Create Raster Type)] ツールを実行できます。
構文
CreateRasterType_management (input_database)
| パラメータ | 説明 | データ タイプ |
input_database | ST_Raster データ タイプをインストールするジオデータベースのデータベース接続 (*.sde) ファイルを指定します。ジオデータベース管理者として接続する必要があります。 | Workspace |
コードのサンプル
CreateRasterType (ラスター タイプの作成) の例 1 (Python ウィンドウ)
Python ウィンドウから次のスクリプトを変更および実行して、Oracle、PostgreSQL、または SQL Server 内のエンタープライズ ジオデータベースに ST_Raster タイプを作成できます。この例では、temp フォルダー内のデータベース接続ファイル productiongdb.sde を通じてジオデータベースに接続しています。場所とファイル名を変更して、サイトの情報と一致させます。
import arcpy
input_database = "c:\\temp\\productionggdb.sde"
arcpy.CreateRasterType_management(input_database)
CreateRasterType (ラスター タイプの作成) の例 2 (スタンドアロン Python スクリプト)
次に示すのは、変更および実行して、Oracle、PostgreSQL、または SQL Server 内のエンタープライズ ジオデータベースに ST_Raster タイプを作成できるスタンドアロン スクリプトです。製品コード、データベース接続ファイル名、場所を変更して、サイトの情報と一致させます。
# Description: create raster type
# Set the necessary product code
import arceditor
# Import arcpy module
import arcpy
# Local variables:
input_database = "c:\\temp\\ProductionGDB.sde"
# Process: Diagnose Version Metadata
arcpy.CreateRasterType_management(input_database)
環境
ライセンス情報
- ArcGIS for Desktop Basic: ×
- ArcGIS for Desktop Standard: ○
- ArcGIS for Desktop Advanced: ○