Data Reviewer のライセンスで利用可能。
サマリー
指定されたワークスペースにレビューアー セッションを作成します。
使用法
指定したワークスペースがレビューアー ワークスペースでない場合、このツールはエラー 090034 を返します。選択したワークスペースはレビューアー ワークスペースではありません。ワークスペースにはすべての必要なレビューアー テーブルが含まれていません。 レビューアー ワークスペースを作成するには、[レビューアー セッションの作成 (Create Reviewer Session)] ジオプロセシング ツールまたはレビューアー セッション マネージャーを使用します。
指定されたワークスペースに古いバージョンのレビューアー スキーマが含まれている場合、このツールはエラー 090036 を返します。これは、古いバージョンのレビューアー ワークスペースです。 ワークスペースをアップグレードするには、レビューアー セッション マネージャーを使用します。
ArcSDE ジオデータベースでセッションを作成すると、新しいセッションのバージョンは、レビューアー ワークスペース データベース接続の接続プロパティに関連付けられたバージョンになります。
[セッション テンプレート] パラメーターを使用して、既存のレビューアー セッションから、このツールで作成された新しいセッションに設定をコピーできます。次の設定があります。
- チェックが失敗した場合にバッチ処理を続行する
- デフォルト チェックがエラーを返した場合にバッチ処理を続行する
- 処理を高速にするためにジオメトリを保存しない
- レビューアー テーブルへの書き込みオプション (重複のチェック)
- レビューアー テーブル プロパティ
- デフォルト チェック
- 結果を書き込む方法
構文
CreateReviewerSession_Reviewer (reviewer_workspace, session_name, {session_template})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
reviewer_workspace | 新しいレビューアー セッションを作成するワークスペース。 | Workspace |
session_name | レビューアー ワークスペースに作成されるセッションの名前。 | String |
session_template (オプション) | 新しいセッションにコピーされるプロパティを持っている既存のレビューアー セッション。 | String |
コードのサンプル
CreateReviewerSession (レビューアー セッションの作成) の例 (スタンドアロン Python スクリプト)
このスタンドアロン Python スクリプトは、ArcSDE ジオデータベースに格納されたレビューアー ワークスペースに新しいセッションを作成します。このセッションは、「QC Pass 1」と呼ばれます。
# Name: CreateReviewerSession.py
# Description: Creates a reviewer session in a geodatabase
# Author: Esri
# Date: December 2011
# Import arcpy module
import arcpy
# check out a data reviewer extension license
arcpy.CheckOutExtension("datareviewer")
# path to a workspace
reviewer_gdb = "C:/SampleData/Reviewer.sde"
# Execute the Create Reviewer Session tool
arcpy.CreateReviewerSession_Reviewer(reviewer_gdb, "Session 1 : QC Pass 1")
# check in the data reviewer extension
arcpy.CheckInExtension("datareviewer")
環境
このツールはジオプロセシング環境を使用していません
ライセンス情報
- ArcGIS Desktop Basic: 次のものが必要 Data Reviewer
- ArcGIS Desktop Standard: 次のものが必要 Data Reviewer
- ArcGIS Desktop Advanced: 次のものが必要 Data Reviewer