Network Analyst のライセンスで利用可能。
ネットワーク データセットで使用するターン データを別の Esri ソフトウェア製品で作成していない場合は、次のいずれかの方法で作成する必要があります。
- ジオデータベースにターン フィーチャクラスを新規作成し、それをネットワーク データセットに追加します。
- シェープファイル ワークスペースにターン フィーチャクラスを新規作成し、シェープファイル ネットワーク データセットを作成します。
ネットワーク データセットにデータを追加すると、ArcMap の編集ツールを使用して、そこにターン フィーチャを作成できます。
ターン フィーチャクラスを作成するには、ArcCatalog のショートカット メニュー、ArcMap の カタログ ウィンドウのショートカット メニュー、またはジオプロセシング ツールを使用します。作成手順は、他のフィーチャクラスをジオデータベースに作成する場合と同じです。
ここでは、ArcMap のショートカット メニューを使用してターン フィーチャクラスを作成する方法を説明します。
- ArcMap のカタログ ウィンドウで、作成先となるジオデータベース フィーチャ データセットを右クリックし、[新規作成]、[フィーチャクラス] の順にクリックします。
- シェープファイル ワークスペースにターン フィーチャを作成する場合は、シェープファイル ワークスペースを右クリックして、[新規作成]、[ターン フィーチャクラス] の順にクリックします。[ターン フィーチャクラスの作成 (Create Turn Feature Class)] ダイアログ ボックスが開きます。この後に記載されている手順をスキップし、「ジオプロセシング ツールを使用したターン フィーチャクラスの作成」の説明に従ってください。
[新規フィーチャクラス] ダイアログ ボックスが表示されます。
- 新しいターン フィーチャクラスの名前を入力します。
- [種類] フレームで、ドロップダウン リストから [ターン フィーチャ] を選択します。
- ドロップダウン矢印をクリックし、ターン フィーチャクラスを追加するネットワーク データセットを選択します。ワークスペースにまだネットワーク データセットを作成していない場合は、空白のままでかまいません。
- 上方向キーまたは下方向キーをクリックして、ターンあたりの最大エッジ数を指定します。
この数は 2 ~ 30 の範囲で指定できます。デフォルト値は 5 です。
- 3D データを使用する場合は、[Z 値を含む座標] チェックボックスをオンにします。
- [次へ] をクリックします。
ワークグループ ジオデータベースとエンタープライズ ジオデータベースを使用しない場合は、ステップ 8 に進みます。
カスタム格納キーワードを使用するテーブルを作成する場合は、[コンフィグレーション キーワードを使用] をクリックし、使用するキーワードを入力します。
- [次へ] をクリックします。
- 必要に応じて、ターン フィーチャクラスに追加するフィールドを指定します。たとえば、ターンに要する時間を指定するターン インピーダンス フィールドや、ターンの禁止を指定するターン規制フィールドなどがあります。
- [完了] をクリックします。
[新規フィーチャクラス] ダイアログ ボックスが閉じて、ターン フィーチャクラスが作成されます (カタログ ウィンドウのフィーチャ データセットを更新すると、新しく作成したターン フィーチャクラスが表示されます)。