データベース全体をバックアップするか、特定の表スペースをバックアップすることができます。これにより、テープや別のサーバーなどの別のメディアに、データベースまたは表スペースのコピーが作成されます。使用する復元ログの種類によっては、データベースを実行中にバックアップすることができます。
バックアップは、データベースの保守のうちで重要な部分を占めます。バックアップの作成方法は、バックアップの種類と使用する DB2 のバージョンによって異なります。この理由から、使用している DB2 バージョンのバックアップを作成する方法については、DB2 のドキュメントをご参照ください。
以下は、DB2 のジオデータベースのバックアップ作成に固有の情報です。
- DB2 for z/OS のジオデータベースをバックアップするときは、ジオデータベースを構成するデータベース サブシステム内のすべてのデータベースをバックアップする必要があります。これは、最低でもジオデータベース リポジトリを格納するデータベースおよびユーザー定義データを格納するデータベースの 2 つがあります。
- オフライン バックアップを作成する場合、データベースをオフラインにする前に、ジオデータベースにアクセスするサービスをすべて停止します。