ArcGIS には、ラスター データでジオプロセシング タスクを実行するためのツールが多数用意されています。また、ArcGIS 3D Analyst エクステンションや ArcGIS Spatial Analyst エクステンションといった他の ArcGIS エクステンションでも、多くのツールが提供されています。
ラスター データの管理、プロパティおよび処理
データ管理ツールボックスには、ラスター データの管理と処理を行うためのツールが含まれています。ほとんどのツールはラスター特有のツールセットに分類されていますが、関数特有のツールセットに分類されているものもあります。次の表は、データ管理ツールボックス内のラスター特有のツールの場所を示しています。
ツールセット | 説明 |
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モザイク データセットを作成および編集するツールが含まれています。 このツールセットのツールを使用するには、ArcGIS for Desktop Standard または ArcGIS for Desktop Advanced 製品ライセンスが必要です。 | |
ラスター カタログとそのアイテムをコピー、作成、編集、削除するためのツールが含まれています。 | |
モザイク データセットを作成、コピー、モザイク化するツールが含まれています。 | |
ラスター データの解析および表示が可能な有効な形式へ処理するためのタスクを実行するツールが含まれています。 | |
ラスター データセット用に存在するさまざまなプロパティを作成、削除、または編集するツールが含まれています。 | |
1 つのデータセットを別のデータセットと比較して、類似点と相違点をレポートするためのツールが含まれています。ラスター比較ツールなどが含まれます。 | |
ラスター レイヤー、ラスター カタログ レイヤー、イメージ サービス レイヤー、WCS レイヤーなどのレイヤーを作成するためのツールが含まれています。 | |
投影法を定義する一般的なツールと、ラスターを再投影または再設定する (幾何補正や回転など) ラスター特有のツールが含まれています。 |
ラスター変換
ラスター間の変換を行うための基本的なツールが多数用意されています。これらはすべて変換ツールボックス内に含まれています。
ツールセット | 説明 |
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ラスター データを別の形式 (ASCII テキスト ファイル、ポリゴン フィーチャクラス、ビデオなど) に変換するツールが含まれています。 | |
データをラスター形式に変換するためのツールが含まれています。フィーチャクラスや ASCII テキスト ファイルから変換したり、1 つのラスター形式から別のラスター形式に変換することができます。TIFF、JPEG、GRID などの複数のラスター形式で書き出すことができます。または、ジオデータベースに書き込むこともできます。 | |
ラスター → ジオデータベース ツールが含まれています。これによって、多数のラスターをジオデータベースに読み込むことができます。 |