加重合計関数を使用して、複数のラスターに対してそれぞれ与えられた加重を掛けてから合計することで、オーバーレイできます。
この関数には、3 つのパラメーターがあります。それらは、ラスターの加重を定義するテーブル、セル サイズの処理方法、および範囲の処理方法です。
加重合計テーブル
加重合計テーブルは、以下のプロパティで定義されます。
- ラスター
重み付けされるラスター。
- フィールド
重み付けに使用するラスターのフィールド。
- 加重
ラスターに掛ける加重値。これには、任意の正または負の 10 進数を指定できます。
セル サイズ
出力ラスターに使用するセル サイズを選択します。すべての入力セル サイズが同じである場合、すべてのオプションは同じ結果を生成します。
セル サイズ | 説明 |
---|---|
最初 | 入力ラスターの最初のセル サイズを使用します。これがデフォルトです。 |
最後 | 入力ラスターの最後のセル サイズを使用します。 |
最大 | すべての入力ラスターのうちの最大セル サイズを使用します。 |
平均 | すべての入力ラスターの平均セル サイズを使用します。 |
最小 | すべての入力ラスターのうちの最小セル サイズを使用します。 |
範囲
出力ラスターに使用する範囲を選択します。
範囲 | 説明 |
---|---|
最初 | 最初の入力ラスターの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。これがデフォルトです。 |
交点 | 重複するピクセルの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。 |
最後 | 最後の入力ラスターの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。 |
ユニオン | すべてのラスターの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。 |