モデルの開発やワークフローの定義を行っているときに、出力データや解析結果をグラフで表す必要が生じることがあります。このため、[グラフの作成] および [グラフの保存] という 2 つのジオプロセシング ツールを使用できます。
これらのツールは ArcToolbox の [データ管理] ツールボックスの [グラフ] ツールセット内にあり、モデルやスクリプトに追加することでグラフ作成プロセスを自動化およびバッチ処理できます。
[グラフの作成] ツールを使用するには、グラフ テンプレート (*.tee) ファイルまたはグラフ ファイル (*.grf) を入力する必要があります。
テンプレート ファイルまたはグラフ ファイルを指定した後で、ソース データセットや、ソース データからグラフ化する属性を変更し、最後に、このツールによって作成される新しいグラフの名前を指定できます。
ArcGIS for Desktop アプリケーションでこのツールを実行した場合、[グラフの作成] ツールによって作成された出力グラフは別のウィンドウに新しいグラフとして表示されます。このツールをスクリプトから実行した場合、[グラフの保存] ツールを使用してグラフを保存する必要があります。[グラフの保存] ツールでは、出力を新しいグラフ ファイル (*.grf) またはグラフの画像として保存できます。