Advanced のライセンスで利用可能。
サマリー
ポイント カバレッジとノード カバレッジに空間 JOINITEM を実行します。これは、ポイント フィーチャクラスからノード フィーチャクラスに属性を移転します。ポイント カバレッジ内にある各ポイント フィーチャは、ノード カバレッジ内の対応するノード フィーチャに対応付けられます。ポイントがノードの検索半径内にあると、属性がコピーされます。
図
使用法
ポイントがノードの検索半径内にあると、そのポイントの属性がコピーされます。複数のポイントがノードと一致した場合、最も近いポイントが選択されます。2 つ以上のポイントがあり、それらのノードからの距離が等しい場合、1 つが無作為に選択されます。2 つ以上のノードが 1 つのノードの検索半径内にある場合、ポイントに最も近いノードが対応付けられます。
一致する各ポイントのカバレッジ ID 番号は、NAT 内でノード ID 番号として格納されます。ノードに一致するものがない場合、ノード ID は内部ノード番号と等しくなります。
ノード カバレッジに NAT がない場合、NODE フィーチャ タイプを使用して、[ビルド (Build)] コマンドで NAT が最初に構築されます。
PAT ファイルの追加アイテムは NAT ファイルに追加されます。既存の NAT ファイルに追加属性がある場合、PAT からのアイテムがそれらの後ろに追加されます。一致するポイントのないアイテム値は、文字アイテムの場合は空白、数値の場合はゼロになります。NAT ファイル内の既存のアイテムとアイテム値は保持されます。
このコマンドが機能するためには、ポイント カバーがポイント属性テーブルを持つ必要があります。
ノード カバーはポイント カバーと同じでもかまいません。その場合、PAT の属性がポイント カバレッジ内の NAT に移転されます。
PAT 内にアイテムが NAT 内に存在する場合、NAT 内のアイテム値が PAT からの値で更新されます。
構文
PointNode_arc (point_cover, node_cover, {search_radius})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
point_cover | 転送されるポイント フィーチャを含むカバレッジ。 | Coverage |
node_cover | NAT が存在しない場合に、ノード属性値が更新または作成される既存のカバー。 | Coverage |
search_radius (オプション) | ポイント クラスの属性がノード クラスとしてノード カバレッジに移転および記録できる、ポイントとノード間の最大距離。半径は、カバレッジ単位で指定されます。デフォルトの検索半径は、ノード カバレッジの BND の幅または高さ (どちらか大きい方) を 100 で割った値です。 | Double |
コードのサンプル
PointNode (ポイント ノード) の例 (スタンドアロン スクリプト)
次のスタンドアロン スクリプトで、[ポイント ノード (Point Node)] ツールの使用方法を示します。
# Name: PointNode_Example.py
# Description: Performs PointNode on two coverages.
# Requirements: ArcInfo Workstation
# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
# Set environment settings
env.workspace = "C:/data"
# Set local variables
pointCover = "wells142"
nodeCover = "county"
searchRadius = 3600
# Execute PointNode
arcpy.PointNode_arc(pointCover, nodeCover, searchRadius)
環境
ライセンス情報
- ArcGIS Desktop Basic: いいえ
- ArcGIS Desktop Standard: いいえ
- ArcGIS Desktop Advanced: 次のものが必要 ArcInfo Workstation がインストールされていること