ジオプロセシング環境設定は、ツールの結果に影響する追加パラメーターです。通常のツール パラメーターとは異なり、これらはツールのダイアログ ボックスには表示されません (一部の例外を除きます)。環境設定は別のダイアログ ボックスを使用して一度設定した値であり、ツールを実行するときに照会、使用されます。
環境設定の変更が、ジオプロセシング タスクを実行する前提条件となる場合がよくあります。たとえば、[現在のワークスペース] および [テンポラリ ワークスペース] 環境設定は、入力および出力のワークスペースを設定できます。別の例として、解析する地理エリアを制限する [範囲] 環境設定や、新しいデータの座標系 (マップ投影法) を定義する [出力データの座標系] 環境設定などがあります。
個々のツールが使用するのは一部の環境のみですが、各ツールは環境を同じ方法で使用します。たとえば、出力範囲の環境を使用するすべてのツールが、それを同じ方法で使用し、出力範囲内のフィーチャだけを処理します。ツールが使用する環境を確認するには、ツールの参照ページをご参照ください。