サマリー
このツールは、レイアウト テンプレートとして使用するマップ ドキュメント (*.mxd ファイル) が格納されているフォルダーの場所を取得し、これらのレイアウト テンプレートの内容を JSON (JavaScript Object Notation) 形式で返します。
使用法
このツールは ArcGIS Server に付属しており、印刷サービス内のジオプロセシング タスクとして公開されるようになっています。また、事前公開済みの PrintingTools サービスでも使用されます。
このツールの出力は、JSON で書式設定された文字列です。この文字列には、使用可能なマップ ドキュメント (レイアウト テンプレートとして使用される) のリストと次の情報が含まれます。
- ページ レイアウトのサイズ
- アクティブなデータ フレームのサイズ
- 次のレイアウト エレメントの使用可否
- 凡例エレメント
- タイトル テキスト エレメント
- 著作権テキスト エレメント
- 作成者テキスト エレメント
- カスタム テキスト エレメントとその名前および既存の値
JSON の出力例
[{ "layoutTemplate": "A4 Landscape", //name of the layout "pageSize": [29.7, 21], //page size "activeDataFrameSize": [27.75, 15.91], //size of the active data frame "layoutOptions": { "hasAuthorText": true, //is the predefined AuthorText available "hasCopyrightText": true, //is the predefined CopyrightText available "hasTitleText": true, //is the predefined TitleText available "hasLegend": true, //is legend element available "customTextElements": [] } }, { "layoutTemplate": "MyTemplatesWithCustomTextElements", "pageSize": [11, 8.5], "activeDataFrameSize": [6.65, 7.34], "layoutOptions": { "hasAuthorText": false, "hasCopyrightText": true, "hasTitleText": true, "hasLegend": true, "customTextElements": [ //available list of custom text elements { "CityName": "Redlands" }, { "MapCenterCoordinates": "" }, { "SelectedParcelID": ""} ] } }]
このツールでは、関連する [Web マップのエクスポート (Export Web Map)] ツールで使用されているフォルダーの場所と同じ場所を使用する必要があります。
詳細については、ArcGIS Server ヘルプの「Web アプリケーションでの印刷」をご参照ください。
構文
GetLayoutTemplatesInfo_server ({Layout_Templates_Folder})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
Layout_Templates_Folder (オプション) | レイアウト テンプレートとして使用するマップ ドキュメント (*.mxd ファイル) が格納されているフォルダーの絶対パス。デフォルトの場所は、<install_directory>\Templates\ExportWebMapTemplates です。 | Folder |
コードのサンプル
次のスクリプトを実行すると、フォルダー内のすべての MXD から各レイアウトのメタデータのリストが返されます。
arcpy.GetLayoutTemplatesInfo_server(r'C:\Data\MyLayouts')
環境
このツールはジオプロセシング環境を使用していません