説明
この擬正積円筒図法は、主に世界主題地図に使用されます。Putnins P4 図法とも呼ばれます。
投影法
擬円筒図法。
直線となる経緯線
中央子午線は、赤道の半分の長さの直線です。緯線は、間隔が不均等で、中央子午線に垂直な平行直線です。緯線の間隔は、赤道から離れるにつれて次第に小さくなります。
特性
形状
36°46' N および S の中央子午線上では、歪みはありません。このポイントから離れるにつれて歪みは大きくなり、一番外側の子午線と高緯度で最大となります。投影を中断すると、この歪みをかなり抑えることができます。
面積
正積です。
方向
局所的な角度は、49°16' N および S と、中央子午線との交点で正確になります。その他の箇所では歪みます。
距離
36°46' N および S の緯度では縮尺は正確です。また、縮尺は任意の指定された緯度上では一定であり、赤道に対して対称になっています。
制限
世界地図にのみ使用されます。
用途と使用例
世界の主題地図。
パラメータ
Desktop
- False Easting
- False Northing
- Central Meridian
Workstation
- Longitude of Central Meridian