サマリー
モザイク データセット内のフットプリント、境界、またはシームラインがフィーチャクラス内のものと整合するように、ジオメトリを変更します。
図
使用法
このツールは、共通属性フィールドに基づいて、モザイク データセット内のフィーチャをフィーチャクラス内のフィーチャと整合させます。
モザイク データセット内の画像をクリップするときに常にフットプリントを使用するとは限りません。[モザイク データセット プロパティ] ダイアログ ボックスの [デフォルト] タブで、[常にイメージをフットプリントにクリップ] プロパティを変更することができます。
このツールはモザイク データセットの範囲を再計算しません。範囲を再計算するには、[モザイク データセット プロパティ] ダイアログの [フィーチャの範囲] タブを参照して [再計算] ボタンをクリックします。
[入力フィーチャクラス] に 1000 よりも多くのレコードがある場合、[属性インデックスの追加 (Add Attribute Index)] ツールを実行して、[レイヤー、テーブル ビューのキーとなるフィールド] にインデックスを追加する必要があります。モザイク データセットが非常に大きく、結合フィールドにインデックスが作成されていない場合、ツールの実行時間が極めて長くなります。
構文
ImportMosaicDatasetGeometry_management (in_mosaic_dataset, target_featureclass_type, target_join_field, input_featureclass, input_join_field)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_mosaic_dataset | 編集対象のジオメトリが含まれるモザイク データセット | Mosaic Layer |
target_featureclass_type | 変更対象のジオメトリ。
| String |
target_join_field | 結合の基準として使用するモザイク データセットのフィールド。 | Field |
input_featureclass | 新しいジオメトリを含むフィーチャクラス。 | Feature Layer; Raster Catalog Layer |
input_join_field | 結合の基準として使用する input_featureclass のフィールド。 input_featureclass に 1000 よりも多くのレコードがある場合、Add_Attribute_Index ツールを実行して、このフィールドにインデックスを追加します。モザイク データセットが非常に大きく、結合フィールドにインデックスが作成されていない場合、ツールの実行時間が極めて長くなります。 | Field |
コードのサンプル
ImportMosaicDatasetGeometry (モザイク データセット ジオメトリのインポート) の例 1 (Python ウィンドウ)
以下は、ImportMosaicDatasetGeometry ツールを実行する Python サンプルです。
import arcpy
arcpy.ImportMosaicDatasetGeometry_management("c:/workspace/fgdb.gdb/md",
"FOOTPRINT", "OBJECTID",
"infootprint.shp", "FTID")
ImportMosaicDatasetGeometry (モザイク データセット ジオメトリのインポート) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
以下は、ImportMosaicDatasetGeometry ツールを実行する Python スクリプト サンプルです。
##===========================
##Import Mosaic Dataset Geometry
##Usage: ImportMosaicDatasetGeometry_management in_mosaic_dataset FOOTPRINT | SEAMLINE
## | BOUNDARY target_join_field
## input_featureclass input_join_field
import arcpy
arcpy.env.workspace = "c:/PrjWorkspace/RasGP"
# Import shape file geometry as Mosaic Dataset Footprints
# Note: Feature class FID starts with 0
arcpy.ImportMosaicDatasetGeometry_management("Geometry.gdb/md",
"FOOTPRINT", "OBJECTID",
"infootprint.shp", "FTID")
# Import GDB feature class as Mosaic Dataset Boundary
arcpy.ImportMosaicDatasetGeometry_management("Geometry.gdb/md", "BOUNDARY",
"OBJECTID", "Geometry.gdb/inboundary",
"OBJECTID")
環境
このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。
ライセンス情報
- ArcGIS Desktop Basic: いいえ
- ArcGIS Desktop Standard: はい
- ArcGIS Desktop Advanced: はい