このサービスは、正常に実行されると、service_areas および solve_succeeded 出力パラメーターを使用して、施設の周囲の到達圏および解析が成功したことを示すステータスを返します。
service_areas
このパラメーターを使用して、入力位置から所定の移動時間または移動距離内に到達できるエリアを取得します。polygon_overlap_type、polygons_for_multiple_facilities、polygon_trim_distance、および polygon_simplification_tolerance の各パラメーターは、出力到達圏の形状に大きな影響を与えます。到達圏ジオメトリは、env:outSR パラメーターで指定された空間参照で返されます。
到達圏ごとに返されるフィールドの説明を以下に示します。
| フィールド名 | 説明 |
|---|---|
ObjectID | 到達圏の一意の識別子。この識別子は、サービスによって自動生成されます。 |
Name | 到達圏の名前には、関連付けられた施設と閾値範囲を示す名前が使用されます。たとえば、「Store1: 0.0 – 5.0」の場合は、Store1 という施設から 5 分以内に通行可能なすべての道路を網羅した到達圏を表すことになります。polygons_for_multiple_facilities を Merge by Break Value に設定した場合、施設の名前を除いた閾値 (たとえば、0.0 – 5.0) が返されます。 |
FacilityName | 周囲に到達圏が作成される施設の名前。これらのフィールド値は、入力施設の Name フィールドからコピーされます。ただし、polygons_for_multiple_facilities を Merge by Break Value に設定した場合、複数の施設を 1 つの到達圏に関連付けることができます。そのため、到達圏がマージされるときに、結果から FacilityName が除外されます。 |
FacilityID | 関連付けられた施設の一意の識別子。FacilityID には、自動生成された識別子が格納されます。polygons_for_multiple_facilities を Merge by Break Value に設定した場合、複数の施設を 1 つの到達圏に関連付けることができます。そのため、到達圏がマージされるときに、FacilityName フィールド値は NULL または -1 に設定されます。 |
FacilityOID | 到達圏ポリゴンの生成に使用される入力施設フィーチャの ObjectID 値。polygons_for_multiple_facilities を Merge by Break Value に設定した場合、複数の施設を 1 つの到達圏に関連付けることができます。そのため、到達圏がマージされるときに、FacilityOID フィールド値は NULL または -1 に設定されます。 |
FromBreak | 到達圏の閾値範囲の下限値です。この値の単位は、break_units パラメーターで指定されます。 |
ToBreak | 到達圏の閾値範囲の上限値です。この値の単位は、break_units パラメーターで指定されます。 |
Merge by Break Value が使用されなかった場合、出力には、入力施設に追加したフィールドも含まれます。
solve_succeeded
このパラメーターを使用して、サービスが到達圏を正常に検出できたかどうかを確認します。失敗に関するエラー メッセージは、ジョブのステータスを取得するリクエストを作成することによって取得できます。