権限によって、データおよびデータベースに対してユーザーが許可される操作を決定します。組織内での作業のタイプに基づいて、権限を割り当てます。
ArcGIS から Netezza に接続するユーザーは、特定の Netezza システム オブジェクトに対する権限、およびアクセスする必要のあるユーザー データに対する権限を必要とします。データベースに対してユーザーが必要とする操作に基づいて、Netezza 管理者としてグループを作成し、それらのグループに権限を付与し、各グループに適切なデータベース ユーザーを追加する必要があります。
以下に、ArcGIS から接続するユーザーの一般的なグループと、それらに最低限必要な権限を示します。
ユーザーの種類 | 必要な権限 | 目的 |
---|---|---|
データ参照者 | SELECT ON _V_SYS_PRIV | ユーザーが保持するオブジェクト権限の確認に必要 |
Netezza 7 を使用している場合、以下の権限を付与する必要もあります。
| 空間検索の実行に必要 | |
EXECUTE ON FUNCTION | Netezza Spatial 関数の使用に必要 | |
LIST ON <user | group> | データ参照者に他のユーザーまたはグループを表示できるようにする。 | |
LIST ON <table1>,<table2>,<tablen> | データ参照者にデータベース内の特定のテーブルを表示できるようにする。 データベース内のすべてのテーブルを表示する権限を参照者に付与する場合は、「TABLE」を指定して権限を付与できます。 | |
SELECT ON <table1>,<table2>,<tablen> | データ参照者が特定のテーブル内の行を検索できるようにする。 | |
データ作成者 | データ作成者には、データ参照者に必要なすべての権限に加えて、以下の権限が必要です。
| これらの権限が付与されると、データ作成者はデータベースにテーブルおよびフィーチャクラスを作成できます。 |