編集情報の記録を使用すれば、誰がいつデータを編集したかを記録できます。トラッキングを有効にすると、いずれかのユーザーがデータを編集するたびに、そのユーザーに関する情報が指定のフィールドへ自動的に記録されます。
最も手軽に編集情報の記録を有効にするには、定義済み設定を有効にします。データセットを右クリックしてから [管理] をポイントして、[編集情報の記録を有効にする] をクリックします。すると、データセットに追加されるフィールドをリストしたメッセージが表示されます。
ユーザー独自のフィールド名での編集情報の記録を有効にしたり、データベース時間で時刻を記録したりするには、データセットの [プロパティ] ダイアログ ボックスまたは [編集情報の記録を有効化 (Enable Editor Tracking)] ジオプロセシング ツールを使用する必要があります。[編集情報の記録を有効化 (Enable Editor Tracking)] ツールでは、新しいフィールドを追加するとともに、これらのフィールドへの編集情報の記録を有効にすることができます。
- 定義済み設定で編集情報の記録を有効にするには、カタログ ウィンドウでデータセットを右クリックし、[管理] → [編集情報の記録を有効化] をクリックします。
- 編集情報の記録方法をカスタマイズするには、データセットのプロパティを使用するか、[編集情報の記録を有効化 (Enable Editor Tracking)] ツールを実行します。
- [フィーチャクラス プロパティ] または [テーブル プロパティ] ダイアログ ボックスを使用するには、カタログ ウィンドウでデータセットを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[編集情報の記録] タブをクリックし、[編集情報の記録を有効にする] をオンにします。フィーチャが作成または編集された際に更新するフィールドを設定します。あらかじめフィールドが存在している必要があることに注意してください。[フィールド] タブをクリックして、編集情報の記録を有効にする前に新しいフィールドを定義することができます。最後に、日付を UTC で記録するか、データベース時間で記録するかを指定します。
- ジオプロセシング ツールを使用するには、[データ管理ツール] > [フィールド] ツールセットから [編集情報の記録を有効化 (Enable Editor Tracking)] ツールを開きます。必要に応じて、フィールドおよび他のパラメーターを設定します。まだフィールドが存在しない場合は、[フィールドが存在しない場合は追加する] をオンにすると、ツール実行時にフィールドが作成されます。
- 編集記録情報の格納に使用するフィールドを変更したり、他の設定を更新したりするには、カタログ ウィンドウでデータセットを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[編集情報の記録] タブをクリックし、必要に応じて変更を加えます。
- 編集情報の記録を停止するには、カタログ ウィンドウ メニューにあるデータセットのプロパティを使用するか、[編集情報の記録の無効化 (Disable Editor Tracking)] ツールを実行します。
- カタログ ウィンドウを使用するには、データセットを右クリックし、[管理] → [編集情報の記録の無効化] をクリックします。
- [フィーチャクラス プロパティ] または [テーブル プロパティ] ダイアログ ボックスを使用するには、カタログ ウィンドウでデータセットを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。[編集情報の記録] タブをクリックします。個別のフィールドに対して編集情報の記録を停止するには、編集情報の記録の種類 (作成者、作成日など) をクリックし、[<None>] に設定します。編集情報の記録をすべて無効にするには、[編集情報の記録を有効にする] をオフにします。
- ジオプロセシング ツールを使用するには、[データ管理ツール] > [フィールド] ツールセットから [編集情報の記録の無効化] ツールを開きます。無効にする編集情報の記録の種類をオンにします。すべての種類をオンにして無効にすると、編集情報の記録が完全に停止します。