[モザイク] ボタンによって、画像解析ウィンドウで選択したラスターからモザイク レイヤーを作成できます。モザイク レイヤー間のオーバーラップは、次のオーバーラップの処理方法を選択することで制御できます。
- 最初: オーバーラップ領域には、ソースにリストされた最初のラスター データセットから取得したセルが含まれます。
- 最後: オーバーラップ領域には、ソースにリストされた最後のラスター データセットから取得したセルが含まれます。
- 最小値: オーバーラップ領域には、重なり合うすべてのセルから取得したセルの最小値が含まれます。
- 最大値: オーバーラップ領域には、重なり合うすべてのセルから取得したセルの最大値が含まれます。
- 平均値: オーバーラップ領域には、重なり合うすべてのセルから取得したセルの平均値が含まれます。
- ブレンド - オーバーラップ領域は、重なり合うセル値のブレンドになります。このブレンド値は、オーバーラップ領域内のセルからエッジまでの距離による重みづけに基づくアルゴリズムに従って求められます。
- 合計 - オーバーラップ領域には、重なり合うすべてのセルから取得したセル値の合計が含まれます。
オーバーラップの処理方法は、オーバーラップ オプションを選択後、[モザイク] ボタン をクリックすることで指定したり、画像解析ウィンドウで結果のモザイク レイヤーをクリックして、オーバーラップ オプションを指定することで、能動的に変更することができます。
ラスターをモザイクする順序は、[コンテンツ] ウィンドウ内の表示順序に依存します。
- ArcMap で 画像解析ウィンドウを表示するには、メイン メニューで ウィンドウ をクリックし、[画像解析] をクリックします。
- 画像解析ウィンドウ内でレイヤーを 2 つ以上選択します。
- 必要に応じて [モザイク] のドロップダウン矢印をクリックし、オーバーラップの処理方法を選択します。
- [モザイク] ボタン をクリックします。
- オーバーラップの処理方法を変更するには、画像解析ウィンドウでモザイク レイヤーを選択し、[モザイク] のドロップダウン矢印をクリックして、オーバーラップする領域に適用する処理を選択します。