ArcMap

顧客プロファイリング (Customer Profiling)

Business Analyst ライセンスで利用できます。

サマリー

選択した人口統計またはカスタム データ レイヤーに基づいて、顧客データの人口統計属性をプロファイリングします。

[顧客プロファイリング (Customer Profiling)] の詳細

使用法

  • ArcMap では、解析は、有効な分析範囲 (解析範囲) に含まれるフィーチャに対してのみ実行されます。

  • このツールは、[人口統計データで顧客調査 (Customer Prospecting by Demographic Data)] ツールへの入力として使用される人口統計クエリ ファイルを作成します。

  • プロファイリングするフィールドの分散を定義する場合、高い分散 (たとえば、± 20%) から開始して一般的な範囲を確立し、必要に応じてさらに分散の精度を上げます。

  • 入力オプションを使用して、顧客プロファイルの形成に使用される人口統計変数またはデータ変数の上限値と下限値を定義できます。

  • 対象となる市場を含むように境界レイヤーを設定します。

構文

CustomerProfiling_ba (CustomerLayer, InputBoundaryLayer, InputGeographyLevel, InputFieldsToProfile, InputProspectingFillingOptions, InputFillingVariance, OutputDMQFilePath, {UseSelectedFeatures})
パラメーター説明データ タイプ
CustomerLayer

顧客ポイントが含まれる入力フィーチャ レイヤー。

Feature Layer
InputBoundaryLayer

解析の検索範囲を指定する入力フィーチャ レイヤー。解析では、この範囲で区画レベル レイヤーを検索し、検索結果を返します。

Feature Layer
InputGeographyLevel

人口統計クエリで使用されるデータを格納する入力フィーチャクラス。

Feature Layer
InputFieldsToProfile
[InputFieldsToProfile,...]

区画レベルからのプロファイルの定義に使用される、選択した属性 (通常は人口統計データ)。

Field
InputProspectingFillingOptions

プロファイリングするフィールドの値の範囲。

  • FLOOR_VALUE —プロファイリング対象の値の範囲は、この値以上に設定されます。
  • CEILING_VALUE —プロファイリング対象の値の範囲は、この値未満に設定されます。
  • BOTH —プロファイリング対象の値の範囲は、ここで設定した 2 つの値の範囲内に設定されます。
String
InputFillingVariance

入力オプションとして読み込むパーセンテージを設定します (たとえば、± 20%)。

Double
OutputDMQFilePath

定義済みパラメーター (フィルター設定) が格納される出力ファイル。

このファイルは、人口統計データから潜在顧客エリアの抽出ツールの入力として使用されます。

String
UseSelectedFeatures
(オプション)

顧客プロファイルの生成に使用される顧客を定義します。

  • TRUE —選択した顧客の顧客プロファイルを生成します。
  • FALSE —すべての顧客の顧客プロファイルを生成します。これがデフォルトです。
Boolean

コードのサンプル

CustomerProfiling (顧客プロファイリング) の例 (スタンドアロン スクリプト)

# Name: CustomerProfiling.py
# Description: Creates a profile of customers in San Francisco based on current year total households.
# Author: Esri

# Import system modules
import arcview
import arcpy

arcpy.ImportToolbox(r"C:\Program Files (x86)\ArcGIS\Desktop10.7\Business Analyst\ArcToolbox\Toolboxes\Business Analyst Tools.tbx")
 
try:
# Acquire extension license 
  arcpy.CheckOutExtension("Business")
 
# Define the parameters for the Customer Profiling tool
# Please note that your paths may be different.
  CustomerLayer = "C:/temp/sf_cust.shp"
  InputBoundaryLayer = "C:/temp/Boundary.shp"
  InputGeographyLevel = "C:/ArcGIS/Business Analyst/US_2018/Data/Demographic Data/BlockGroups_bg.bds"
  InputFieldsToProfile = "TOTHH_CY"
  InputProspectingFillingOptions = "BOTH"
  InputFillingVariance = "20"
  OutputDMQFilePath = "C:/temp/DMQ_output.dmq"
 
# Create Customer Profiling output file
  arcpy.CustomerProfiling_ba(CustomerLayer, 
	InputBoundaryLayer, 
	InputGeographyLevel, 
	InputFieldsToProfile,
	InputProspectingFillingOptions, 
	InputFillingVariance, 
	OutputDMQFilePath)
 
# Release extension license
  arcpy.CheckInExtension("Business") 
 
except:
  print arcpy.GetMessages(2)

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • ArcGIS Desktop Basic: 次のものが必要 Business Analyst
  • ArcGIS Desktop Standard: 次のものが必要 Business Analyst
  • ArcGIS Desktop Advanced: 次のものが必要 Business Analyst

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