Business Analyst ライセンスで利用できます。
サマリー
リング商圏フィーチャの新規フィーチャクラスを作成します。半径は、リングの中心 (店舗) レイヤーのフィールドによって決定されます。
図
使用法
出力フィーチャクラスの空間参照は、店舗レイヤーと同じになります。
入力 [店舗レイヤー] は、ポイント フィーチャである必要があります。
多くの場合、入力 [店舗レイヤー] は、Business Analyst の店舗レイヤーになります。
[使用するサイト] パラメーターの [すべてのフィーチャ] を選択すると、入力 [店舗レイヤー] の各ポイント フィーチャに対してリングが作成されます。
[オーバーラップの削除] をオンにした場合、ティーセン ポリゴンを使用して、出力リング商圏ポリゴン間のオーバーラップが除去されます。
[1 単位あたりの値] フィールドによって、リングの閾値の設定に使用されるデータ値が決定されます。このフィールドは数値であり、かつ負の値をとることはできません。
[店舗レイヤー] に各店舗ポイントの実際の半径を持つフィールドが含まれている場合、1 単位あたりの値を 1 に設定します。
構文
DataDrivenRings_ba (InputFeatureLayer, IDField, All_Or_Single_Or_Selected, RadiusFieldName, ValuePerUnit, {MeasureUnits}, OutputFeatureClass, {ByID_Or_ByName}, {Single_Site}, {RemoveOverlap}, {ExpValue})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
InputFeatureLayer | リングの中心点を格納する入力フィーチャクラス。多くの場合、これは、Business Analyst の店舗レイヤーになります。 | Feature Class |
IDField | リング中心 (店舗) レイヤーの個別値フィールド。 | Field |
All_Or_Single_Or_Selected | 入力フィーチャ レイヤーのポイントに対してリングを作成します。
| String |
RadiusFieldName | リングの半径の決定に使用されるフィールド。 | Field |
ValuePerUnit | 1 測定単位に比例して入力される値。たとえば、450,000 ドルの売上が 1 マイルに等しいとします。 | Double |
MeasureUnits (オプション) | 距離値で使用される単位。デフォルトでは、Business Analyst の初期設定で定義された単位が選択されます。
| String |
OutputFeatureClass | リング フィーチャが含まれるフィーチャクラス。 | Feature Class |
ByID_Or_ByName (オプション) | 単一のポイントの選択に使用されるフィールド。
| String |
Single_Site (オプション) | 単一のポイントとして使用される店舗の ID または名前。 | String |
RemoveOverlap (オプション) | 重なり合うリング商圏を作成するか、オーバーラップを除去します。
| Boolean |
ExpValue (オプション) | データ値依存リングのサイズを決定する指数。この指数は、ハフ モデルで使用される指数と同じタイプです。 | Double |
コードのサンプル
DataDrivenRings (データ値依存リング) の例 (スタンドアロン スクリプト)
# Name: DataDrivenRings.py
# Description: Creates ring based trade areas in San Francisco based on sales values in a store layer.
# Author: Esri
# Import system modules
import arcview
import arcpy
arcpy.ImportToolbox(r"C:\Program Files (x86)\ArcGIS\Desktop10.7\Business Analyst\ArcToolbox\Toolboxes\Business Analyst Tools.tbx")
# Acquire extension license
arcpy.CheckOutExtension("Business")
# Define input and output parameters for the Data Driven Rings tool
InputFeatureLayer = "C:/temp/sf_store.shp"
IDField = "STORE_ID"
All_Or_Single_Or_Selected = "ALL"
RadiusFieldName = "SALES"
ValuePerUnit = "450000"
MeasureUnits = "Miles"
OutputFeatureClass = "C:/temp/RingOutput.shp"
ByID_Or_ByName=""
Single_Site=""
RemoveOverlap="false"
ExpValue="1"
# Create data driven rings trade areas
arcpy.DataDrivenRings_ba(InputFeatureLayer,
IDField,
All_Or_Single_Or_Selected,
RadiusFieldName,
ValuePerUnit,
MeasureUnits,
OutputFeatureClass,
ByID_Or_ByName,
Single_Site,
RemoveOverlap,
ExpValue)
# Release extension license
arcpy.CheckInExtension("Business")
環境
このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。
ライセンス情報
- ArcGIS Desktop Basic: 次のものが必要 Business Analyst
- ArcGIS Desktop Standard: 次のものが必要 Business Analyst
- ArcGIS Desktop Advanced: 次のものが必要 Business Analyst