ポイント集計レポート (Summarize Points Report)

Business Analyst ライセンスで利用できます。

サマリー

ポイント レイヤー (顧客レイヤーなど) から取得したデータを集約して、ポリゴン レイヤー (商圏など) を生成します。

[ポイント集計レポート (Summarize Points Report)] ツールの詳細

使用法

• このツールを使用すると、顧客ベースまたは店舗ベースのデータを追加して、商圏を生成できます。

• 追加する値は、数値情報である必要があります。

• 追加したすべての値が合計されます。

• 中央値、平均値、平均値のいずれも追加しません。

• 追加した値の属性を選択することにより、レポートまたはマッピング レイヤーを生成することもできます。

• マッピング出力は、ポイント数 (つまり、各ポリゴンの範囲内にあるポイントの数) に基づいて、主題別にマップされます。

構文

SummarizePoints_ba (InputPointLayer, InputBoundaryLayer, IDField, NameField, SummarizePointsFields, {UseSelectedFeatures}, {UseSelectedBoundaries}, {CreateReport}, {ReportTitle}, {ReportFile}, {CreateFeatureClass}, {OutputFeatureClass}, {GroupBy}, {ReportFormats})

パラメーター	説明	データ タイプ
InputPointLayer	境界レイヤーに対して追加されるデータを格納するポイント レイヤー。	Feature Layer
InputBoundaryLayer	ポイント レイヤーで選択した属性を継承する境界レイヤー。	Feature Layer
IDField	境界レイヤーの ID フィールド。	Field
NameField	境界レイヤーに関連付けられた名前フィールド。	Field
SummarizePointsFields [SummarizePointsFields,...]	境界レイヤーに追加されて合計される、ポイント レイヤー内の属性 (またはフィールド)。	Field
UseSelectedFeatures (オプション)	選択されたポイントを使用し、境界レイヤーに集約します。 True —選択されたポイントを使用し、境界レイヤーに集約します。 False —すべてのフィーチャに対して、ポイントを境界レイヤーに集約します。これがデフォルトです。	Boolean
UseSelectedBoundaries (オプション)	ポイントを要約するために、選択した境界を使用します。 True —ポイントを要約するために、選択した境界を使用します。 False —ポイントを集計するために、すべてのフィーチャ上にある選択した境界を使用します。これがデフォルトです。	Boolean
CreateReport (オプション)	レポートを生成します。 True —ポイント集計レポート (Summarize Points Report) を生成します。これがデフォルトです。 False —ポイント集計レポート (Summarize Points Report) を生成しません。	Boolean
ReportTitle (オプション)	出力レポートについて説明するタイトル	String
ReportFile (オプション)	ポイント集計レポート (Summarize Points Report) の保存先ディレクトリを決定します。	Folder
CreateFeatureClass (オプション)	ポイント データの要約を追加した、新しい境界レイヤーを生成します。 True —ポイント集計の境界レイヤーを生成します。 False —ポイント集計の境界レイヤーを生成しません。これがデフォルトです。	Boolean
OutputFeatureClass (オプション)	新しい境界レイヤーの保存先ディレクトリを決定します。	Feature Class
GroupBy (オプション)	ポイントをグループ化する場合に使用するフィールド	Field
ReportFormats [ReportFormats,...] (オプション)	目的のレポート出力形式を選択します。 Simple XML PDF HTML CSV ZIP XLSX Stripped XLSX	String

コードのサンプル

SummarizePoints (ポイント集計) の例 (スタンドアロン スクリプト)

# Name: SummarizePoints.py
# Description: Summarizes sales data to a trade area in the San Francisco market. 
# Author: Esri

# Import system modules
import arcview
import arcpy

arcpy.ImportToolbox(r"C:\Program Files (x86)\ArcGIS\Desktop10.7\Business Analyst\ArcToolbox\Toolboxes\Business Analyst Tools.tbx")

try: 
# Acquire extension license 
  arcpy.CheckOutExtension("Business") 

# Define input and output parameters for the Summarize Points Report tool

  PointInput = "C:/My Output Data/Projects/Default Project/CustLayers/sf_custs/CustomerLayer.shp" 
  Boundary = "C:/My Output Data/Projects/Default Project/TradeAreas/Sub-geography/TradeArea.shp" 
  Id = "ID" 
  Name = "NAME" 
  Fields = "SALES" 
  Report = "SanFranBGs" 
  Output = "C:/My Output Data/Projects/Default Project/Reports/SummarizePoints_0/Report.rpt" 

# Create the Summarize Points report 

  arcpy.SummarizePoints_ba(PointInput, Boundary, Id, Name, Fields, "false", "false", "true", Report, Output) 

# Release extension license
  arcpy.CheckInExtension("Business")

 
except:
  print arcpy.GetMessages(2)

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

• ArcGIS Desktop Basic: 次のものが必要 Business Analyst
• ArcGIS Desktop Standard: 次のものが必要 Business Analyst
• ArcGIS Desktop Advanced: 次のものが必要 Business Analyst