Standard または Advancedのライセンスで利用可能。
サマリー
トポロジにフィーチャクラスを追加します。
使用法
追加する新しいフィーチャクラスは、追加先のトポロジと同じフィーチャ データセット内に存在している必要があります。
新しいフィーチャクラスをトポロジに追加すると、トポロジ全体が自動的にダーティになるため、フィーチャクラスの追加を終了した後にトポロジの整合チェックを実行する必要があります。フィーチャクラスに関連付けられたトポロジ ルールによっては、新しいフィーチャが原因でこれまで存在しなかったエラーが発生することがあります。
フィーチャクラスは、バージョン対応のステータスが同じトポロジにのみ追加できます。たとえば、バージョン対応のフィーチャクラスはバージョン対応のトポロジに追加できますが、バージョン非対応のフィーチャクラスをバージョン対応のトポロジに追加することはできません。
追加するフィーチャクラスが Z 値対応の場合は、フィーチャクラスに対して Z 値ランクを設定することにより、フィーチャクラスの相対精度を高度でランク付けできます。
トポロジにフィーチャクラスを追加するときは、このフィーチャクラスに含まれる頂点のランクを、他のフィーチャクラスの頂点に対して相対的に指定する必要があります。トポロジの整合チェックによってフィーチャの頂点のクラッキングおよびクラスタリングが行われるときに、高いランクを割り当てられたフィーチャクラスの頂点は、ランクの低いフィーチャクラスの頂点とのスナップ時に移動しません。最も高いランクは 1 で、最大 50 までのランクを割り当てることができます。
構文
AddFeatureClassToTopology_management (in_topology, in_featureclass, xy_rank, z_rank)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_topology | フィーチャクラスの追加先となるトポロジ | Topology Layer |
in_featureclass | トポロジに追加するフィーチャクラス。このフィーチャクラスは、追加先のトポロジと同じフィーチャ データセット内に存在している必要があります。 | Feature Layer |
xy_rank | 追加するフィーチャクラス内のフィーチャの頂点に関連付ける、トポロジに属している他のフィーチャクラスのフィーチャの頂点に対する相対的な位置精度。精度が最も高いフィーチャクラスには、それよりも精度が低いことがわかっているフィーチャクラスよりも高いランク (1 などの小さな値) を割り当てる必要があります。 | Long |
z_rank | Z 値対応のフィーチャクラスには、そのジオメトリ内に各頂点の高度値が埋め込まれています。Z 値ランクを設定することにより、精度の高い Z 値を持つ頂点が、精度の低い Z 計測値が含まれる頂点とスナップまたはクラスタリングされる方法を制御できます。 | Long |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_topology |
コードのサンプル
AddFeatureClassToTopology (トポロジにフィーチャクラスを追加) の例 (スタンドアロン スクリプト)
次のスタンドアロン スクリプトで、AddFeatureClassToTopology (トポロジにフィーチャクラスを追加) 関数を使用する方法を示します。
# Name: AddFeatureClassToTopology_Example.py
# Description: Adds a feature class to participate in a topology
# Import system modules
import arcpy
arcpy.AddFeatureClassToTopology_management(r"D:\Calgary\Trans.mdb\Streets\Street_Topo", r"D:\Calgary\Trans.mdb\Streets\StreetNetwork", 1, 0.1)
環境
ライセンス情報
- ArcGIS Desktop Basic: いいえ
- ArcGIS Desktop Standard: はい
- ArcGIS Desktop Advanced: はい