サマリー
SQL 式を使用してデータベースにビューを作成します。
使用法
ビューの定義に使用する SQL 式は、ツールの実行時にデータベースによって整合チェックされます。このため、ビュー定義の構文が有効かどうかは、使用されているデータベースによって判断されます。構文が正しくない場合は、エラー メッセージが返されます。
このツールのサポート対象となるのは、データベースとエンタープライズ ジオデータベースです。ファイルおよびパーソナル ジオデータベースはサポートされません。
このツールを使用してエンタープライズ ジオデータベースに作成されたビューは、ジオデータベースに登録されません。
ビューに空間列が含まれている場合は、その列のジオメトリ格納タイプをバイナリ ジオメトリ格納タイプではなく、SQL データ タイプ (ST_Geometry や Geometry など) にする必要があります。
構文
CreateDatabaseView_management (input_database, view_name, view_definition)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
input_database | ビューの作成に使用するテーブルまたはフィーチャクラスのあるデータベース。このデータベースは、ビューが作成される場所でもあります。 | Workspace |
view_name | データベースに作成されるビューの名前。 | String |
view_definition | ビューの作成に使用される SQL ステートメント。 | String |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_layer |
コードのサンプル
CreateDatabaseView (データベース ビューの作成) の例 (Python ウィンドウ)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで CreateDatabaseView (データベース ビューの作成) ツールを使用する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.CreateDatabaseView_management("c:/Connections/city_data.sde","trees","select objectid, owner, parcel from inventory where type = trees")
環境
ライセンス情報
- ArcGIS Desktop Basic: いいえ
- ArcGIS Desktop Standard: はい
- ArcGIS Desktop Advanced: はい