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モザイク データセットの同期 (Synchronize Mosaic Dataset)

  • サマリー
  • 使用法
  • 構文
  • コードのサンプル
  • 環境
  • ライセンス情報

サマリー

モザイク データセットを最新の状態に維持します。データの同期だけでなく、元になる画像が変更された場合のオーバービューの更新、新しいオーバービューとキャッシュの生成、モザイク データセット アイテムの元の構成の復元が可能です。このツールでソース データのパスを削除することもできます。パスを修正するには、[モザイク データセット パスの修正 (Repair Mosaic Dataset Paths)] ツールを使用する必要があります。

同期は一方向の操作で、ソース データの変更をモザイク データセットの属性テーブルに同期させ、モザイク データセットの属性テーブルを更新することができます。モザイク データセットの属性テーブルの変更は、ソース データには影響を与えません。

注意:

同期により加えられる変更は、元に戻すことができません。上書きされる可能性のあるモザイク データに変更を加える場合は、バックアップ コピーを作成しておくことをお勧めします。

使用法

  • このツールと一緒に選択セットを使用して、更新されるラスター アイテムを制限することができます。選択セットまたはクエリがある場合、それらのアイテムだけが処理されます。

  • 同期では、新しいアイテムの追加、既存アイテムの更新、アイテムの削除ができます。

  • 古くなったアイテムとは、モザイク データセットが作成されてから、またはモザイク データセットが最後に同期されてから変更されたソース ラスターを指します。たとえば、ジオリファレンスが更新されたり、ピラミッドが構築されたりする可能性があります。

  • ラスター アイテムは再構築されるため、最後に構築されてから加えられたこれらのアイテムに対する変更 (属性テーブル内の関数やコンテンツの編集など) は失われます。

  • リンクの切れたデータ ソースを持つアイテムを削除する場合は、すべてのネットワーク接続が正しく動作していることを確認してください。このツールは、アクセスできないすべてのアイテムを削除します。

  • また、このツールを使用して、ピラミッドの構築、ソース ラスターの統計情報の計算、ラスター アイテムのサムネイルとラスター キャッシュの作成もできます。

  • このツールは、モザイク データセットを最新の状態に保つ場合に、特に便利です。そのモザイク データセットがアクセスするワークスペースに新しいラスター データセットが追加された場合、その新しいラスター データセットをモザイク データセットに追加できます。外部管理のデータベースにあるテーブルを使って設定されたモザイク データセットを、このツールを使って更新することもできます。

  • 同期が完了すると、操作が [モザイク データセット オプション] にリストされます。

  • [集約情報の更新] パラメーターを使用するには、[既存のアイテムの更新] パラメーターをオフにします。多次元モザイク データセットでは、このパラメーターにより、モザイク データセットの属性テーブルの内容に基づいて、モザイクの多次元プロパティが更新されます。

  • このツールを使用して、モザイク データセット内のアイテムにキャッシュを生成することができます。LAS ファイル、LAS データセット、テレインの各データから作成されるアイテムは、必ずキャッシュできます。また、ラスター キャッシュ関数を使用してアイテムをキャッシュすることもできます。

  • データベースの断片化や頻繁なデータ操作によって、モザイク データセットのサイズが急激に増加する場合があります。データベースのサイズが、絶え間ないトランザクションによって肥大化した場合、[コンパクト (Compact)] ツールを実行してください。

構文

SynchronizeMosaicDataset_management (in_mosaic_dataset, {where_clause}, {new_items}, {sync_only_stale}, {update_cellsize_ranges}, {update_boundary}, {update_overviews}, {build_pyramids}, {calculate_statistics}, {build_thumbnails}, {build_item_cache}, {rebuild_raster}, {update_fields}, {fields_to_update}, {existing_items}, {broken_items}, {skip_existing_items}, {refresh_aggregate_info}, estimate_statistics)
パラメーター説明データ タイプ
in_mosaic_dataset

同期するモザイク データセット。

Mosaic Layer
where_clause
(オプション)

どのモザイク データセット アイテムを同期するかを選択する SQL 式。式が指定されていない場合は、すべてのデータセット アイテムが更新されます。

SQL Expression
new_items
(オプション)

同期の際に新しいアイテムを含めるかどうかを選択して、新しいアイテムを更新するオプションを指定します。

このオプションを選択した場合、アイテムのワークスペースから新しいデータを検索します。データがモザイク データセットに追加されると、そのモザイク データセットは、同じワークスペース内の他のアイテムと同じラスター タイプを使用します。

  • NO_NEW_ITEMS —同期の際に新しいアイテムが追加されません。これがデフォルト設定です。
  • UPDATE_WITH_NEW_ITEMS —モザイク データセットをワークスペース内の新しいアイテムで更新します。必要に応じて、OVERWRITE_EXISTING_ITEMS パラメーターで skip_existing_items キーワードを使用して、既存のアイテムを変更することができます。
Boolean
sync_only_stale
(オプション)

同期によって元になるラスター データセットが変更されたモザイク データセット アイテムを更新するかどうかを選択します。たとえば、ピラミッドの構築やラスターのジオリファレンスの更新は、オーバービューのレンダリングの方法に影響を与えます。

  • SYNC_STALE —元になるラスター データセットが変更されたアイテムのみを更新します。これがデフォルト設定です。
  • SYNC_ALL —モザイク データセットのすべてのアイテムを更新します。
Boolean
update_cellsize_ranges
(オプション)

セル サイズ範囲を更新するかどうかを選択します。

  • UPDATE_CELL_SIZES —モザイク データセット全体のセル サイズ範囲が再計算されますが、表示設定値が無効なアイテムだけが更新されます。これがデフォルト設定です。
  • NO_CELL_SIZES — セル サイズ範囲を再計算しません。
Boolean
update_boundary
(オプション)

境界線を更新するかどうかを選択します。

  • UPDATE_BOUNDARY — モザイク データセットが同期された後に、境界線が再構築されます。同期によりモザイク データセットの範囲が変更される場合に、このオプションを使用します。これがデフォルト設定です。
  • NO_BOUNDARY — 境界線は再構築されません。
Boolean
update_overviews
(オプション)

古くなったオーバービューを更新するかどうかを選択します。同期によって元になるラスターが変更された場合、オーバービューは古くなります。

  • NO_OVERVIEWS — オーバービューは再構築されません。これがデフォルト設定です。
  • UPDATE_OVERVIEWS — モザイク データセットが同期された後に、影響を受けるオーバービューが再構築されます。
Boolean
build_pyramids
(オプション)

指定されたモザイク データセット アイテムのピラミッドを構築するかどうかを選択します。モザイク データセットのラスター アイテムごとにピラミッドを構築できます。ピラミッドは、各ラスターが表示される速度を向上します。

  • NO_PYRAMIDS —ピラミッドを構築しません。これがデフォルト設定です。
  • BUILD_PYRAMIDS — 同期によって更新されたすべてのラスター アイテムのピラミッドを構築します。

同期によって追加されたアイテムのピラミッドは構築しません。

Boolean
calculate_statistics
(オプション)

指定されたモザイク データセット アイテムの統計情報を計算するかどうかを選択します。コントラスト ストレッチの適用などの特定のタスクを実行するには、モザイク データセットに統計情報が必要です。

  • NO_STATISTICS —統計情報は計算されません。これがデフォルト設定です。
  • CALCULATE_STATISTICS — 同期によって更新されたモザイク データセット アイテムの統計情報を計算します。

同期によって追加されたアイテムの統計情報は計算しません。

Boolean
build_thumbnails
(オプション)

指定されたモザイク データセット アイテムのサムネイルを構築するかどうかを選択します。サムネイルは小さなサイズにリサンプリングされた画像で、モザイク定義に含まれるラスター アイテムごとに作成できます。サムネイルは、モザイク データセットがイメージ サービスとしてアクセスされた場合にアクセス可能で、アイテム説明の一部として表示されます。

  • NO_THUMBNAILS —サムネイルは作成または更新されません。これがデフォルト設定です。
  • BUILD_THUMBNAILS —同期によって更新されたすべてのラスター アイテムのサムネイルが作成または更新されます。

同期によって追加されたアイテムのサムネイルは構築されません。

Boolean
build_item_cache
(オプション)

指定されたモザイク データセット アイテムのキャッシュを構築するかどうかを選択します。キャッシュは、LAS、テレイン、LAS データセットの各ラスター タイプを使用してデータを追加したときに作成できます。また、ラスター キャッシュ関数を使用してアイテムをキャッシュすることもできます。

  • NO_ITEM_CACHE —キャッシュは作成または更新されません。これがデフォルト設定です。
  • BUILD_ITEM_CACHE —同期によって更新されたすべてのラスター アイテムのキャッシュが作成または更新されます。

同期によって追加されたアイテムのキャッシュは構築されません。

Boolean
rebuild_raster
(オプション)

元のラスター タイプを使用してラスター アイテムをデータ ソースから再構築するかどうかを選択します。

  • REBUILD_RASTER —ソース データからラスターを再構築します。モザイク データセット内にある選択したアイテムに加えた変更はすべて失われます。これがデフォルト設定です。
  • NO_RASTER —ラスターを再構築しません。update_fields パラメーターが UPDATE_FIELDS に設定されている場合、その他の主フィールドはリセットされます。

これは、同期されるアイテムだけに影響します。new_items パラメーターが UPDATE_WITH_NEW_ITEMS に設定されている場合、このパラメーターは適用されません。

Boolean
update_fields
(オプション)

テーブル内のフィールドを更新するかどうかを選択します。これは、同期されるアイテムだけに影響します。

  • UPDATE_FIELDS —ソース ファイルからフィールドを更新します。これがデフォルト設定です。
  • NO_FIELDS —ソースからテーブル内のフィールドをリセットしません。

フィールドの更新を選択する場合、fields_to_update パラメーターでフィールドを指定することで、どのフィールドを更新するかを制御することができます。いくつかのフィールドを編集した場合、fields_to_update パラメーターでそれらの選択を解除することもできます。

Boolean
fields_to_update
[field_to_update,...]
(オプション)

更新するフィールドを指定します。

このパラメーターは、update_fields パラメーターのオプションが UPDATE_FIELDS に設定された場合にのみ有効になります。

いくつかのフィールドを編集した場合、それらがリストされていないことを確認します。

RASTER フィールドは、REBUILD_RASTER が指定されていない場合でも更新できます。ただし、REBUILD_RASTER が指定されている場合、RASTER フィールドは、このフィールドが指定されていない場合でも再構築されます。

String
existing_items
(オプション)

モザイク データセット内の既存のアイテムを更新するかどうかを選択します。

このオプションを選択した場合、既存のどのパラメーターを更新するか次のうちから選択できます。sync_only_stale、build_pyramids、calculate_statistics、build_thumbnails、build_item_cache、update_fields、fields_to_update。

  • UPDATE_EXISTING_ITEMS —更新に選択したパラメーターを使用して、既存のアイテムを更新します。これがデフォルト設定です。
  • IGNORE_EXISTING_ITEMS —既存のアイテムを更新しません。
Boolean
broken_items
(オプション)

切れたリンクを削除するかどうかを選択します。

すべてのネットワーク接続が正しく動作していることを確認してください。このツールは、アクセスできないすべてのアイテムを削除します。

  • IGNORE_BROKEN_ITEMS —切れたリンクを持つアイテムをモザイク データセットから削除しません。これがデフォルト設定です。
  • REMOVE_BROKEN_ITEMS —切れたリンクを持つアイテムをモザイク データセットから削除します。
Boolean
skip_existing_items
(オプション)

UPDATE_WITH_NEW_ITEMS パラメーターで new_items を指定すると、既存のモザイク データセット アイテムをスキップするか、またはディスクの変更されたファイルで更新するかを選択できます。

  • SKIP_EXISTING_ITEMS —新しいモザイク データセット アイテムを追加している間、ツールは既存のモザイク データセット アイテムを更新しません。これがデフォルト設定です。
  • OVERWRITE_EXISTING_ITEMS —新しいモザイク データセット アイテムを追加している間、ツールは、ディスク上の変更されたファイルに該当する既存のモザイク データセット アイテムを更新します。
Boolean
refresh_aggregate_info
(オプション)

モザイク データセットから削除された可能性のあるデータを追加するかどうかを選択します。

  • NO_REFRESH_INFO —同期の際に、モザイク データセットから削除された可能性のあるラスターを含めません。これがデフォルト設定です。
  • REFRESH_INFO —同期の際に、モザイク データセットから削除された可能性のあるラスターを含めます。refresh_aggregate_info パラメーターを使用するには、existing_items パラメーターを IGNORE_EXISTING_ITEMS に設定する必要があります。
Boolean
estimate_statistics

モザイク データセットの統計情報を推定するかどうかを選択します。

  • NO_STATISTICS —同期する際にモザイク データセットの統計情報を推定しません。これがデフォルト設定です。
  • ESTIMATE_STATISTICS —同期する際にモザイク データセットの統計情報を推定します。
Boolean

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_mosaic_dataset

コードのサンプル

SynchronizeMosaicDataset (モザイク データセットの同期) の例 1 (Python ウィンドウ)

以下は、SynchronizeMosaicDataset ツールを実行する Python サンプルです。

import arcpy
arcpy.SynchronizeMosaicDataset_management(
    "c:/data/syncmd.gdb/md", "Year>1999", "NO_NEW_ITEMS", "SYNC_STALE",
    "#", "#", "#", "NO_PYRAMIDS", "NO_STATISTICS", "NO_THUMBNAILS", 
    "NO_ITEM_CACHE", "NO_RASTER", "NO_FIELDS", "#", "#")
SynchronizeMosaicDataset (モザイク データセットの同期) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

以下は、SynchronizeMosaicDataset ツールを実行する Python スクリプト サンプルです。

# Synchronize source and add new data

import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/Workspace"

mdname = "syncmd.gdb/mdnew"
query = "#"
updatenew = "UPDATE_WITH_NEW_ITEMS"
syncstale = "SYNC_STALE"
updatecs = "#"
updatebnd = "#"
updateovr = "#"
buildpy = "NO_PYRAMIDS"
calcstats = "NO_STATISTICS"
buildthumb = "NO_THUMBNAILS"
buildcache = "NO_ITEM_CACHE"
updateras = "NO_RASTER"
updatefield = "NO_FIELDS"
fields = "#"

arcpy.SynchronizeMosaicDataset_management(
    mdname, query, updatenew, syncstale, updatecs, updatebnd, 
    updateovr, buildpy, calcstats, buildthumb, buildcache,
    updateras, updatefield, fields)

環境

  • 範囲
  • ピラミッド
  • ラスターの統計情報
  • 並列処理ファクター
  • リモート処理サーバー

ライセンス情報

  • ArcGIS Desktop Basic: いいえ
  • ArcGIS Desktop Standard: はい
  • ArcGIS Desktop Advanced: はい

関連トピック

  • ラスター ツールセットの概要
  • ラスター データの環境設定
  • モザイク データセットの同期
  • モザイク データセットの分析

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