- スクリプト ツールの作成先となるツールボックスまたはツールセットを右クリックし、[追加] > [スクリプト] の順にクリックします。下の図は、[スクリプトの追加] ダイアログ ボックスの最初のパネルを示します。
- スクリプト ツールの名前を入力します。名前はスクリプト ツールを Python から実行するときに使用されます。名前に空白を含めることはできません。
- スクリプト ツールのラベルを入力します。ラベルはスクリプト ツールの ([カタログ] ウィンドウに表示される) 表示名であり、空白を含めることができます。
- 必要に応じて、スクリプトの説明を入力します。
- 必要に応じて、[参照] ボタン () をクリックし、ツールに使用されるデフォルトのスタイルシートを変更します。[スタイルシート] テキスト ボックスが空の場合、デフォルトのスタイルシートが使用されます。
- 相対パスで保存する場合は、必要に応じて [相対パスで保存] をオンにします。
- 必要に応じて、[常にフォアグラウンドで実行] をオフにすることができます。オフの場合、[ジオプロセシング オプション] ダイアログ内の現在の [バックグラウンド処理] 設定値がツールに適用されます。オンの場合、ツールが常にフォアグラウンドで実行され、[ジオプロセシング オプション] ダイアログ内の現在の [バックグラウンド処理] 設定値が無効になります。
- [次へ] をクリックします。ウィザード パネルが表示されます (次の図を参照)。
- [スクリプト ファイル:] で、[参照] ボタン () をクリックし、スクリプトの格納場所へ移動して、自作のスクリプトを選択します。
存在しないスクリプト タイプについても、スクリプト ファイルのパス名を (対象のスクリプト タイプの所定の拡張子を含めて) 入力することができます。ファイルを作成するかどうかをたずねるメッセージが表示されます。
スクリプトがまだ存在しない場合は、スクリプト ファイルの追加を省略し、スクリプト ツールのプロパティを変更 (ツールを右クリックし、[プロパティ] をクリック) して、後で追加することもできます。
- 必要に応じて、[スクリプト実行時にコマンド ウィンドウを表示] チェックボックスをオンにして、標準出力に書き込まれるメッセージを表示されるようにします。Python print ディレクティブは標準出力に書き込まれます。
スクリプト ツールは、ArcMap や ArcCatalog などの ArcGIS アプリケーションから起動されるので、メッセージを標準出力ではなく進捗状況ダイアログ ボックスに書き込むことが可能です。
- 自作のスクリプトが Python スクリプトなら、[インプロセスで Python スクリプトの処理を実行] をオンにしてください。このオプションをオンにしておくと、Python スクリプトの実行速度が速くなります。
- [スクリプト ファイル:] で、[参照] ボタン () をクリックし、スクリプトの格納場所へ移動して、自作のスクリプトを選択します。
- [次へ] をクリックします。ウィザード パネルが表示されます (次の図を参照)。
- このパネルでは、ツール パラメーターを定義します。入力パラメーターが用意されているツールは全体の大多数を占めており、ModelBuilder ではすべてのツールに出力パラメーターを使用する必要があります。
- [完了] をクリックします。
自作のスクリプト ツールがツールボックスに追加されます。他のジオプロセシング ツールと同様に開いて使用できます。スクリプト ツールを右クリックし、[プロパティ] をクリックして、スクリプト ツールのプロパティ (パラメーター、その他) を任意に変更することができます。