ツール レイヤーの振舞いは、グループ レイヤーとまったく同じです。つまり、サブレイヤーの追加、削除、名前の変更、および並べ替えが可能です。ツール レイヤーのサブレイヤーは、ツールを実行するたびに作成 (または再作成) されるので、特定の振舞いを認識しておく必要があります。
サブレイヤー名の変更
ツール レイヤーを実行すると (レイヤーを右クリックし、[開く] をクリック)、ツールのパラメーター名に基づきサブレイヤーの作成または更新が行われます。ツールの出力であるサブレイヤーの名前を変更すると、次にツールを実行したときに、新しいサブレイヤーが追加され、変更前のサブレイヤーはそのまま残ります。たとえば、[バッファー (Budder)] の出力パラメーターは出力フィーチャクラスです。出力フィーチャクラスという名前をバッファーの結果に変更すると、次にツール レイヤーを実行したときに、バッファーの結果 (古い結果) と 出力フィーチャクラス (新しい結果) の 2 つのサブレイヤーができます。
サブレイヤーの削除
ツールの出力であるサブレイヤーを削除すると、そのツールを次に実行したとき同じサブレイヤーが再作成されます。
サブレイヤーの追加
グループ レイヤーと同じで、ツール レイヤーにも新しいレイヤーを追加できます。
ツール レイヤーへのサブレイヤーの追加には 1 つだけ問題があり、同じツールに基づく 2 つのツール レイヤーに異なるサブレイヤーがあるという状態のために混乱が生じる可能性があります。
シンボル
サブレイヤーのシンボルを変更するには、サブレイヤーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。ツール サブレイヤーのシンボルは、サブレイヤーのベースになる出力パラメーターの値を変更しない限り、それ以降のツール レイヤーの実行でも維持されます。