システム ツールの多くは単一の出力しかありませんが、ユーザーが作成するカスタム モデル ツールおよびスクリプト ツールは複数の出力が可能です。これらのツールから作成されるツール レイヤーにはツールの出力がすべて含まれているため、個々のレイヤーに比べて非常に便利です。
サブレイヤー
ツール レイヤー実行時にサブレイヤーとしてツール レイヤーに追加するモデル内のデータ選択には、2 つの方法があります。
- [マップへ追加] がオンになっているすべてのデータ エレメント
- すべての出力データ エレメントのパラメーター
ツール レイヤーからツールを実行するまで、モデルの変更はツール レイヤーに反映されません。
ツールへの参照を含むツール レイヤー (コピーは含みません)
ツール レイヤーにはモデルのコピーが含まれていません。モデルへの参照だけを含んでいます。ツール レイヤーのユーザーは、モデルを含むツール ボックスへアクセスする必要があります。このため、モデル ツール レイヤーを含むマップ ドキュメントを他のユーザーに渡す場合、モデルを含むツール ボックスも一緒に渡す必要があります。
ツール レイヤーはパラメーターの変更を検出しない
ツール レイヤーには、ベースとなるツールのパラメーターの定義が含まれています。パラメーターを何らかの方法で変更する場合は、新しいツール レイヤーに新しいパラメーター定義が含まれるよう、ツール レイヤーを削除して作成し直す必要があります。
モデルまたはスクリプト ロジックを変更する場合、ツール レイヤーを作成し直す必要はありません。ツール レイヤーの再作成が必要になるのは、入出力パラメーターに関連するものを変更したときだけです。