3D Analyst のライセンスで利用可能。
3D 画面移動ツールは、表示する相対方向を変更せずに、観測点と目標点の両方をともに移動して、3D ビュー内を横方向に移動できます。3D 画面移動ツールを使用するときには、ビューのコンパス方位と傾斜角度は変化しません。これは、前を見たまま横方向に歩くことと似ています。
ArcGlobe の 3D 画面移動ツールでは、グローブを横方向に移動するときのグローブの曲面、および観測点の標高を一定に保持できます。
3D 画面移動ツールは、ArcGlobe のグローバル ナビゲーション モードでは使用できません。この理由は、グローバル モードでは、目標点をグローブ中心から移動できないからです。グローバル モードで 3D 画面移動ツールを使用すると、ビューがサーフェス モードに自動的に切り替わります。
- ArcGlobe で、3D 画面移動 ボタンをクリックします。
- 3D ビューをクリックしてドラッグします。
3D 画面移動ツールの手の形のアイコンが、ドラッグしている間、画面をつかむような形に変化します。
- カメラを垂直方向に調節するには、Shift キーを押したままビューを上下にドラッグします。
ポインターの形が [画面移動] ツールに変化します。
観測点と目標点の位置が、同じ 3D ベクターに沿ってそれぞれの新しい位置まで移動します。ArcGlobe では、観測点の標高は一定に保持されます。
この方法で 3D 画面移動ツールを使用すると、観測点と目標点の標高が調節可能になります。