ラスター スナップ プロパティのタイプの種類

スナップ環境を使用してラスター データをトレースするときは、スケッチまたはトレース ツールをラスター エレメントのどの部分にスナップするかを選択する必要があります。この選択は、ラスター スナップ プロパティと呼ばれます。これらのラスター スナップ プロパティは、[スナップ環境] ウィンドウで設定できます。次に、ラスター スナップ プロパティについて簡単に説明します。

メモ:

従来のスナップを有効にすると、編集ツールは従来のスナップ環境だけを使用します。ただし、ジオリファレンス ツール、計測ツールなどの編集を行わないツールでは、引き続き [スナップ] ツールバーのスナップ設定を使用します。

ラスター スナップ プロパティ

中心線： ラスター ライン エレメントの中央にスナップします。以下は、その例です。

コーナー：2 つのラスター ライン エレメントが交差するコーナーにスナップします。以下は、その例です。

交点：3 つ以上のラスター ライン エレメントが交差する部分にスナップします。以下は、その例です。

端点： ラスター線形エレメントの端点にスナップします。以下は、その例です。

ソリッド： ラスター ソリッドの中心点にスナップします。以下は、その例です。

[スナップ環境] ウィンドウ

以下は、[スナップ環境] ウィンドウで、ツリーの [ラスター] セクションに ArcScan ラスター スナップ プロパティが一覧表示されている様子です。