Business Analyst ライセンスで利用できます。
概要
[空間オーバーレイ] ツールでは、ブロック グループなどのレイヤーからデータを抽出し、これをオーバーレイ レイヤー (Business Analyst で作成した商圏など) に追加できます。
次のような内容を確認する場合は、空間オーバーレイが役立ちます。
- 重なり合うポリゴン内にある世帯数
- 顧客ごとの人口統計の傾向
- 市場エリアにおける 1 人あたりの所得
入力の前提条件
Business Analyst の [空間オーバーレイ] は、ポリゴンだけでなくポイント レイヤーでも機能します。使用できる入力レイヤーとオーバーレイ レイヤーの組み合わせは次のとおりです。
[入力レイヤー]オーバーレイ レイヤー
- [ポリゴン]ポリゴン
- [ポイント]ポリゴン
- [ポリゴン]ポイント
出力例
オーバーレイ レイヤーがポリゴンで、ポリゴン入力レイヤーを横切っている場合、データは [カスタム データ セットアップ] ウィザードで指定した按分方法で割り当てられます。この按分方法には、面積、人口 (ブロック ポイント)、世帯 (ブロック ポイント)、および総住戸数 (ブロック ポイント) の 4 つの方法のいずれかを選択できます。Business Analyst に用意されている区画レイヤーでは、ブロック ポイントによる按分方法で設定済みですが、[カスタム データ セットアップ] ウィザードを使用して変更できます。
下の図は、2 つの方法の違いを示しています。黄色いポリゴンは、到達圏エリアであり、空間オーバーレイを受け取るオーバーレイ レイヤーです。グレーのラインはブロック グループの境界であり、ポイントは、人口、世帯、および住戸の正確な総数を含むブロック ポイントです。
黄色い到達圏ポリゴンは、その下のブロック グループの約 70% と重なっています。面積による按分方法を使用すると、下にあるブロック グループの人口の 70% が割り当てられて追加されます。
ブロック グループの約 50% が公園であり、70% のオーバーレイ エリアがブロック グループのすべての住居地域を取り込んでいるように見えるため、この方法を使用して当面の問題を確認できます。
これと同じ例を、ブロック ポイントによる按分方法を使用して処理すると、さらに正確な結果が得られます。その場合、5 つの重なったブロック ポイントの人口統計が集計され、黄色いエリアの外側にある 0 の人口数を含む 1 つのポイントが除外されます。
この方法は正しい結果を返します。この到達圏は、ブロック グループ エリアの 70% と重なりますが、人口、世帯、および住戸の 100% をカバーします。

[空間オーバーレイ] の詳細