前提条件:
この手順を実行するには、マップ ドキュメントにトラッキング レイヤーが含まれている必要があります。
マップ ドキュメントにトラッキング レイヤーを最初に追加したときには、そのトラッキング レイヤー内のすべてのイベントに、同じデフォルトのシンボルが割り当てられます。この手順は、データの時間経過を表すために、異なる色を使用してタイム ウィンドウ内のトラッキング イベントをシンボル化する方法を示します。
- [コンテンツ] ウィンドウでトラッキング レイヤーをダブルクリックして、[レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。[シンボル] タブをクリックします。
- [表示] パネルの [イベント] をクリックし、[イベント] の横にあるチェックボックスがオンになっていることを確認します。
- [シンボル] パネルにある大きなボタンをクリックし、トラッキング レイヤーの基本シンボルを変更します。
- [表示] パネルの [タイム ウィンドウ] の横にあるチェックボックスをオンにします。これにより、[タイム ウィンドウ] が選択されます。これは、タイム ウィンドウのオプションが [シンボル] タブに表示されていることを示します。
- [描画方法] パネルの [色] をクリックします。[シンボル] タブに新しいオプションが表示されます。
- [期間] ドロップダウン矢印をクリックし、そのリストから値をクリックします。[期間] テキスト ボックスに数値を直接入力することもできます。
- [単位] ドロップダウン矢印をクリックし、そのリストから適切な単位を選択します。
選択した期間と単位によって、タイム ウィンドウのサイズが決まります。タイム ウィンドウの適切なサイズを見極めるには、トラッキング データについて理解している必要があります。データの最適なタイム ウィンドウ サイズを見つけるために、いくつかの値を試すことが必要な場合もあります。
- [カラー ランプ] 矢印をクリックし、表示されるリストから適切なカラー ランプを選択します。
- [分類] パネルの [方法] ドロップダウン矢印をクリックし、現在の日時を基準としたタイム ウィンドウの方向を決定します。[過去]、[未来]、[過去と未来] の 3 つの選択肢があります。
- [クラス] 矢印をクリックし、そのリストからクラス数を選択します。[クラス] テキスト ボックスに数値を直接入力することもできます。
タイム ウィンドウは指定したクラス数に分割され、各クラスのシンボルの色が [シンボル] タブの下部にある凡例テーブルの [シンボル] 列に表示されます。たとえば、60 秒のタイム ウィンドウ サイズと 6 つのクラスを指定した場合、各クラスは 10 秒になります。
- 必要に応じて、凡例テーブルの [範囲] または [ラベル] 列の内側をクリックし、値を手動で変更できます。この方法で範囲を変更すると、シンボルに対して不規則なクラス範囲を作成できます。ラベルは変更してもシンボルに影響を与えません。
手動で変更する前に、[シンボル] タブですべてを適切に設定してください。他の設定を変更すると、手動で行った変更は上書きされます。
- [OK] をクリックして変更内容を保存し、[レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。
[コンテンツ] ウィンドウに、トラッキング レイヤーのタイム ウィンドウ シンボルが表示されます。
- [Tracking Analyst] ツールバーの ボタンをクリックしてプレイバック マネージャーを開き、データを再生します。
選択した基本シンボルによって、トラッキング レイヤーのシンボルの、色以外のすべてのプロパティが決まります。色は、時間経過に基づいて変わります。上の図のシンボル ボタン表示は、ライン トラッキング レイヤーとポリゴン トラッキング レイヤーのどちらで作業しているのかによって異なります。
データを再生すると、マップ上にタイム ウィンドウの結果が表示されます。