デジタイジング タブレットは、一般に、デジタイズ (絶対) モードとマウス (相対) モードという 2 つのモードで動作します。デジタイズ モードで実行できるのは、フィーチャのデジタイズのみです。スクリーン ポインターは描画領域にロックされているため、ArcMap ユーザー インターフェイスのボタン、メニュー コマンド、またはツールを選択することはできません。一方、マウス モードでは、スクリーン ポインターの位置とデジタイジング タブレットとの間に関係はありません。デジタイズの際には、[編集オプション] ダイアログ ボックスを使用して、デジタイズ モードとマウス モードを切り替えることができます。これにより、マウスの代わりにデジタイザ パックを使用してフィーチャをデジタイズしたり、ユーザー インターフェイスの項目にアクセスしたりできます。また、デジタイザがマウス モードとデジタイズ モードのどちらであっても、マウスを使ってユーザー インターフェイス要素を選択することができます。
- [エディター] メニューをクリックし、[オプション] をクリックします。
- [一般] タブをクリックします。
- ストリーム許容値を入力します (マップ単位)。入力する値と一緒に距離単位の略号を指定して、ストリーム許容値を別の単位で指定することもできます。たとえば、10 フィートの距離を指定するには、10ft と入力します。距離単位の略号を使用できるのは、データ フレームが投影されている場合のみです。
- [グループ化する頂点数] を入力します。これで、ストリーム モードでデジタイズを行っているときに [元に戻す] ボタン をクリックすると、指定した数の頂点が削除されます。
- [デジタイザ] タブをクリックします。
- パックをデジタイズ モードで使用するために、[有効] をオンにします。
- [OK] をクリックします。
- パックで紙の地図上のフィーチャをトレースし、必要に応じてフィーチャを作成します。ストリーミングによって頂点を作成したい場合には、F8 キーを押します。