Standard または Advancedのライセンスで利用可能。
データベース接続のショートカット メニューから、あるいは [データベース ビューの作成 (Create Database View)] ジオプロセシング ツールを使用して、データベース内のテーブルにデータベース ビューを定義できます。
ビューの定義に空間列を含める場合は、空間列が SQL 空間データ タイプを使用する必要があります。バイナリ ジオメトリ データ タイプの空間列を含めることはできません。Oracle データベースでビューの定義に ST_Geometry 列を含むビューでは、Oracle extproc を設定する必要があります。
どの方法を使用しても、ビューがデータベース ビューであることに注意してください。ビューがエンタープライズ ジオデータベース内で作成された場合でも、そのビューは、ジオデータベースに登録するまでジオデータベース オブジェクトではありません。
ArcMap でのデータベース接続からのビューの作成
- ArcCatalog または ArcMap を起動します。
- ビューを作成するデータベースに接続します。
必ず、ビューを作成するのに必要なデータベース権限を持つユーザーとして接続してください。権限の詳細については、データベース管理システムのドキュメントをご確認ください。
- データベース接続を右クリックし、[新規作成] をポイントしてから [ビュー] をクリックします。
[新しいビューの作成] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [ビューの名前] テキスト ボックスにビューの名前を入力します。
ビュー名に空白文字や英数字以外の文字は使用できません。また、ビュー名はデータベース管理システムの最大許容文字数を超えることはできません。
- ビューを定義する SQL クエリを [ビュー定義] テキスト ボックスに入力します。
- [OK] をクリックして、ビューを作成します。
新しく定義したビューが、データベース接続の下にあるデータのリストに表示されます。
他のユーザーがこのビューにアクセスできるようにするには、ビューに対する権限を付与します。
データベース ビューの作成 (Create Database View) ジオプロセシング ツールの使用
このツールを実行することも、Python のコマンド プロンプトまたはスクリプトからこのツールを呼び出すこともできます。以下の手順では、ArcMap からツールを実行する方法について説明します。
- ArcMap を起動します。
- [データ管理] ツールボックスの [一般] ツールセットで [データベース ビューの作成 (Create Database View)] ツールを検索または参照して、このツールを開きます。
- [入力データベース接続] で、データベース接続 (*.sde) ファイルを指定します。
このファイルは、ビューの作成に必要なデータベース権限を持つユーザーとして接続する必要があります。権限の詳細については、データベース管理システムのドキュメントをご確認ください。
- [出力ビュー名] テキスト ボックスでビューの名前を指定します。
ビュー名に空白文字や英数字以外の文字は使用できません。また、ビュー名はデータベース管理システムの最大許容文字数を超えることはできません。
- ビューを定義する SQL クエリを [ビュー定義] テキスト ボックスに入力します。
- [OK] をクリックします。