Standard または Advancedのライセンスで利用可能。
テーブルを作成するのに必要なデータベース権限を持ち、データベースが SQL 空間データ タイプをサポートしている場合、ArcMap からデータベースに接続して、データベース内にフィーチャクラス (空間テーブル) を作成することができます。
ArcMap または ArcCatalog からデータベース内にフィーチャクラスを作成するには、次の手順に従います。
- ArcCatalog またはArcMap を開始して、[カタログ] ウィンドウを開きます。
- データベースへの接続を作成します。
- テーブルを右クリックし、[新規作成] をポイントしてから、[フィーチャクラス] をクリックします。
- フィーチャクラスの名前を入力します。
フィーチャクラス名は英文字から始める必要があります。また、テーブル名に DBMS の最大許容文字数を超えてはなりません。
- テーブルに格納するフィーチャのタイプを [ポリゴン フィーチャ]、[ライン フィーチャ]、[ポイント フィーチャ]、または [マルチポイント フィーチャ] から選択します。
- データベースに複数の SQL 空間データ タイプを利用できる場合、[ジオメトリのネイティブ空間タイプ] ドロップダウン メニューを使用して、フィーチャ データを格納するデータ タイプを選択します。
- テーブルにメジャー値を格納する場合は、[M 値を含む座標 (ルート データ格納に使用)] をオンにします。
- テーブルに 3 次元データを格納する場合は、[Z 値を含む座標 (3D データ格納に使用)] をオンにします。
- [次へ] をクリックして、次のダイアログ ボックスに進みます。
- データの座標系を選択します。
フォルダーを選択するか検索して、座標系を指定します。
- [次へ] をクリックします。
- フィーチャクラスのフィールドを定義します。
すべてのフィーチャクラスは、一意の ID フィールドと空間フィールドを持つ必要があります。そのため、ArcGIS はフィーチャクラスに ObjectID とシェープ フィールドを自動的に追加します。ObjectID の値は、ArcGIS からデータをフィーチャクラスに読み込む場合や、フィーチャクラスを含むフィーチャ サービスを編集してレコードを挿入する場合に、自動的に入力されます。
[インポート] をクリックして、既存のフィーチャクラスからフィールド定義をインポートするか、以下の手順を使用して各フィールドを定義できます。
- [フィールド名] 列の次の空白行をクリックして、名前を入力します。
- 新規フィールドの名前の横にある [データ タイプ] 列をクリックし、ドロップダウン リストからデータ タイプを選択します。
- 必要に応じて、[フィールド プロパティ] の下にある [エイリアス] フィールドをクリックしてエイリアスを入力することで、このフィールドのエイリアスを作成します。
- フィールドに NULL 値を格納しない場合は、[NULL 値を許可] の横にあるフィールドをクリックして、ドロップダウン リストから [いいえ] を選択します。
- フィーチャクラスに追加する各フィールドに対して、手順 d までを繰り返します。
- [完了] をクリックして、フィーチャクラスを作成します。