[回転] ツール 
を使用して、フィーチャを回転させることができます。このツールを有効にした状態で、ポインターをドラッグして、選択したフィーチャを目的の角度まで回転させます。回転中に A キーを押して、正確な回転角度を指定することもできます。
データの方向が正しくないために、フィーチャの回転が必要になることがよくあります。フィーチャを複製して、それらを元のフィーチャと異なる角度で配置することがあります。また、他のデータと合わせるために、受け取ったデータを回転させることもあります。
たとえば、ジオデータベースに建物のフットプリントを表す CAD データをインポートしたとします。しかし、水平であるはずの建物が垂直方向に配置されています。
[回転] ツールを使用してフィーチャを対話形式で回転させるか、角度を指定して土地区画データに適合させることができます。
[回転] ツールは、選択アンカー (選択したフィーチャの中心の小さな「x」) を回転軸として使用します。選択アンカーを新しい位置にドラッグして、回転の中心を変更することができます。スナップを使用すると、正しく配置することができます。
フィーチャを回転させる際には、補助アンカーを使用して、フィーチャをスナップすることができます。補助アンカーのオン/オフを切り替えるには、S キーを押します。補助アンカーの上にポインターを置いて、目的の場所までドラッグします。選択アンカーと補助アンカーは、どちらもドラッグ時に現在のスナップ環境を使用します。補助アンカーは、回転時にフィーチャにスナップします。
アノテーションの回転: [回転] ツールを使用して、アノテーション フィーチャを回転させることができます。また、アノテーション編集ツールで選択したアノテーション フィーチャには特別なハンドルが表示され、このハンドルをクリックしてドラッグすることによってフィーチャを回転させることができます。また、回転モードを使用することもできます。
- [エディター] ツールバーで [編集] ツール
をクリックします。
- 回転させるフィーチャをクリックします。フィーチャを追加して選択するには、Shift キーを押しながらフィーチャをクリックします。
- [エディター] ツールバーの [回転] ツール をクリックします。
- マップ上の適当な場所をクリックし、ポインターをドラッグして、フィーチャが適切な方向を向くまで回転させます。正確な回転角度を指定するには、A キーを押して、角度を入力します。その角度は、現在方向を基準とする相対角度となります。正の値を入力すると、フィーチャは右回りに回転します。負の値を入力すると、左回りに回転します。角度の単位は、[編集オプション] ダイアログ ボックスの [単位] タブの角度または方向の単位によって決定されます。