Standard または Advancedのライセンスで利用可能。
このワークフローでは、Local Government 情報モデル (LGIM) で有効化されているパーセル ファブリックに CAD から新しいパーセル区画を作成する手順について説明します。このワークフローをユーザー独自のデータに使用します。
このワークフローは、自動化されたワークフローとしても利用できます。CAD からの新しい区画の自動化されたワークフローを使用するには、[パーセル エディター] > [パーセル ワークフロー] の順にクリックして [パーセル ワークフロー] ダイアログ ボックスを開きます。[CAD からの新しい区画] を選択し、[ワークフローの開始] をクリックします。自動化されたパーセル編集ワークフローは、パーセル ファブリックで Local Government 情報モデルを有効化した場合に利用できます。
ワークフローは下図に示されたコンポーネントで構成されます。
このワークフローでは、CAD ソース ファイル (DWG、DXF、DGN) から CAD ラインをコピーしてパーセル ファブリックに貼り付けます。次に、貼り付けたラインから新規のパーセルを作成します。ライン ジオメトリおよびディメンションが、区画の元の図面ドキュメントと比べて間違いがないか確認します。
CAD のコピーと貼り付けが最も適しているのは、CAD データセットが 1000 ライン以下の場合です。大きい CAD データセットはフィーチャクラスに変換し、[トポロジをパーセル ファブリックへ読み込み (Load a Topology to a Parcel Fabric)] ジオプロセシング ツールを使用してパーセル ファブリックに移行してください。
CAD から貼り付けたラインのジオメトリと計測値のチェックと編集には時間がかかる場合があります。CAD データの品質が低い場合は、新しいパーセル区画のワークフローで説明しているように、区画の元の図面ドキュメントを使用してパーセルを再入力する方が早い場合があります。
親パーセルの検索
新しい区画の影響を受けるパーセルを検索します。
- (Local Government 情報モデルで有効化された) パーセル ファブリックを含むマップ ドキュメントを開きます。
- [コンテンツ] ウィンドウで、[Tax Parcels] レイヤー、[Lots and Units] レイヤー、[Subs and Condos] レイヤーを選択可能および表示可能にします。
- 新しい区画の影響を受ける課税パーセルを検索します。
新規プランの作成
新しいパーセル区画に対して新しいプランを作成します。
パーセル ファブリック プランは、パーセルのマージ、行政区画などを記録した法的書類です。パーセルはプランに作成されます。プランは [プラン ディレクトリ] ダイアログ ボックスで管理します。このダイアログ ボックスは、[パーセル エディター] > [プラン ディレクトリ] の順にクリックして開きます。
- 編集セッションを開始し、[プラン ディレクトリ] ダイアログ ボックスを開きます ([パーセル エディター] > [プラン ディレクトリ] の順に選択します)。
編集するのはジオデータベース ワークスペースであり、CAD ワークスペースではありません。
- [プラン ディレクトリ] ダイアログ ボックスで、[プランの作成] をクリックします。
- [プランのプロパティ] ダイアログ ボックスの [一般] タブで、プランの名前と法的説明を入力します。
新しいパーセルの法的説明は次のようになります。
この土地は、「NW ¼ of Section 20 T2N, R10E Bloomfield Twp, Oakland County Michigan」の一部の区画である「Bloomfield Heights No 4」の付属プラットに含まれ、次のように説明される。Echowood 区画の北西角を開始点とし、方位 N5°-36'E、距離 276.6ft の始点まで、さらに 12 のコースおよび距離沿い、つまり N83°54'W - 275.0ft から、次に N72°15'W - 262.0ft、次に S47°44'W - 169.96ft、次に右へのカーブ (半径 806.50ft、長弦方位 N21°15'W - 290.28ft) 距離 291.84ft、次に N10°55'W - 85.0ft、次に左へのカーブ (半径 494.62ft、長弦方位 N21°27'W - 179.72ft) 距離 181.18ft、次に N34°30'E - 486.84ft、次に S45°28'E - 360.16ft、次に S73°58'E - 148.85ft、次に S73°04'E - 225.16ft から南北の ¼ 断面ライン上のポイントまで、次に S5°58'W 上記の ¼ 断面ライン沿い 168.29ft、次に S5°36'W 上記の ¼ 段名ライン沿い 392.0ft から始点まで。
- [記録形式] タブをクリックして、プランの単位を指定します。
[方向または角度のタイプ] ドロップダウン リストから [四分円方位角] を、[方向または角度の単位] ドロップダウン リストから [度分秒] を、[距離と長さの単位] ドロップダウン リストから [US Survey フィート] を、[面積単位] ドロップダウン リストから [平方フィート] を選択します。
プランに記録されている曲線情報に基づいて、適切な曲線のパラメーターを設定します。
- [属性] タブをクリックし、[Surveyor]、[SurveyDate]、[Accuracy] などの属性を入力します。
CAD ラインのディメンションは、元の図面ドキュメントのディメンションと一致する必要があります。CAD ラインのディメンションがプランのディメンションと一致しない場合は、CAD ラインが正確でない、または信頼できないことを示すように、プランに低い正確度 (6 ~ 1800) を設定する必要があります。
- 属性を入力したら、[OK] をクリックし、新規のプランを作成します。
- [プラン ディレクトリ] ダイアログ ボックスを閉じます。
CAD ラインの読み込み
CAD ファイルには、次のプロパティが含まれています。
- 空間参照なし
- 属性なし
- レイヤーおよびシンボルに関して適切に構造化されていない
- ジオメトリが地表面計測を使用して作図されている
- [カタログ] ウィンドウで、CAD ファイルに移動し、ダブルクリックして展開し、[Polyline] レイヤーをマップ ドキュメントに読み込みます。
- [コンテンツ] ウィンドウで、CAD レイヤーを右クリックし、[レイヤーの全体表示] をクリックします。
CAD データセットに空間参照がない場合、マップの X=0.0 および Y=0.0 座標に表示されます。
区画ラインのコピーと貼り付け
- [パーセル エディター] ツールバーの [パーセル フィーチャの選択] ツール を使用し、外側の区画境界線を構成する CAD ラインを選択します。
複数の CAD ラインを選択するには、Shift キーを押したまま、各ラインを選択します。
- 選択した CAD ラインを右クリックし、[コピー] をクリックします。
- [プラン ディレクトリ] ダイアログ ボックスで、作成したプランを右クリックし、[作図] をクリックします。
- [パーセルの詳細] ダイアログ ボックスで、[テンプレート] をクリックして [フィーチャ テンプレートの選択] ダイアログ ボックスを開き、新しい区画パーセルの [Subs and Condos] の下で [Subdivision] フィーチャ テンプレートを選択します。
- [作図] グリッドを右クリックし、[貼り付け] をクリックして、パーセル作図線として CAD ラインを貼り付けます。
- [貼り付け] ダイアログ ボックスで [ライン テンプレートの適用] を選択し、テンプレートは [Standard Boundary] に設定したままにします。
[テンプレート] をクリックして、別のライン テンプレートを選択します。
- 必要に応じて、[次の範囲内のラインを延長および切詰める] テキスト ボックスに値を入力します。
ダングルやアンダーシュートなどのドラフトの不整合は、CAD データにはごく普通に存在します。[ラインの拡張と切詰めの範囲] に指定した許容値の範囲内にある CAD データのダングルとアンダーシュートは除去されます。
- [OK] をクリックしてラインを貼り付けます。
貼り付けたラインの編集
CAD ラインをパーセル作図線として貼り付けた後、ディメンションとライン ジオメトリを編集し、プラン ドキュメントのラインとディメンションに一致させることが必要になる場合があります。
以下のリストでは、CAD ライン サブを作図線として貼り付けたときに発生する可能性のある一般的なライン ジオメトリのエラーについて説明しています。
- 複数の頂点を持つ CAD ライン (ポリライン) がライン ストリングとして貼り付けられる。
ライン ストリングは、パーセル ファブリックの自然境界線をモデル化するために使用され、個々のパーセル ラインに分割することができます。[ライン ストリング] のラベルが付いた作図線を右クリックし、[ライン ストリングの分割] をクリックします。
- 複数の頂点を持つ直線の CAD ライン (ポリライン) が曲線として貼り付けられることがある。
一連の個々の直線で構成されるべき曲線は、削除してから、個々のラインとして再入力する必要があります。
- 一連の個々のラインで表されるべき境界線が、1 つの CAD ラインで表される場合がある。
CAD ラインを個々のラインに分割する必要があります。[ブレークライン] ツールを使用してブレークポイントを追加してから、[ライン分割] ツールを使用してラインをブレークポイントで分割します。
区画パーセルの作成と結合
貼り付けた作図線から新規のパーセルを作成し、パーセル ファブリック レイヤーに結合します。
新しいパーセルをパーセル ファブリックに追加するときには、それらがパーセル ファブリック レイヤーの一部になるようにパーセル ファブリックに結合する必要があります。新規に作成されたパーセルは、作成時に既存のファブリック ポイントが始点または終点として使用された場合でも、まだパーセル ファブリック レイヤーに接続されていません。新しいパーセルは、パーセル ファブリックに結合して、パーセル ファブリックに接続する必要があります。
パーセルの結合は、分離したパーセルまたはパーセルのグループのパーセル ポイントを、パーセル ファブリックの対応するポイントに一致させる対話的なプロセスです。
- [パーセルの詳細] ダイアログ ボックスで、[パーセルの構築] をクリックして、作図線から新しい区画パーセルを作成し、パーセルをパーセル ファブリック レイヤーに結合します。
- 必要に応じて、[結合するパーセルをマップ範囲に移動] をクリックし、パーセルを CAD ラインの範囲から、パーセルを結合したいエリアへ移動します。
新規のパーセル ポイントと、パーセル ファブリック レイヤー内の対応するポイントの間で結合リンクを確立できる位置にパーセルをドラッグします。
- [パーセルの結合] ダイアログ ボックスで、新しい区画パーセルをパーセル ファブリックに追加するのに使用する結合方法を選択します。
一般的に、新しい区画パーセルの方が周囲のパーセル ファブリックより正確な場合は、パーセルを結合するのに 2 番目の結合方法 ([結合ポイントをマップ位置で固定]) を使用します。結合されるパーセルと周囲のパーセル ファブリックの正確度がほぼ同じ場合は、最初の結合方法 ([ファブリック ポイントは固定。ライン ポイントがラインに移動。]) を使用します。
- [パーセルの結合] ツール を使用して、パーセル ファブリック内の新しいパーセル ポイントと既存のポイント間に結合リンクを確立します。
少なくとも 2 つの結合リンクを追加すると、パーセルが周囲のファブリックに合わせて拡大縮小および回転されます。
- [ファブリックをトレースして結合リンクを作成] ツールを使用して、残りのポイントを、対応するパーセル ファブリック内のポイントに結合します。
- [ファブリックをトレースして結合リンクを作成] をクリックして、[トレース バッファー] に値を入力します。
- クリックして、区画境界線に沿ったラインのトレースを開始します。クリックしてトレースを終了します。
- [リンクの作成] をクリックし、トレース バッファーのポイントを結合します。
- [自動結合] をクリックして、不明な結合リンクまたはライン ポイント結合リンクを検出します。
- [パーセルの結合] ダイアログ ボックスで [結合] をクリックし、結合リンクを使用してパーセルをパーセル ファブリックに結合します。
結合リンクが作成されると、[パーセルの結合] ダイアログ ボックスに結合残差が表示されます。結合残差は、結合するパーセルが周囲のパーセルにどれだけよく適合するかを示します。正確度が高いパーセルを正確度が低い周囲のパーセルと結合する場合、大きな残余の値が発生する可能性があります。
属性パーセル
区画パーセルおよび区画ラインの属性を更新します。
- 選択チップを使用して新規の区画パーセルを選択し、[属性] ウィンドウを開きます。
- [属性] ウィンドウで、[Sub or Condo Name] の名前を入力します。
- 必要に応じて、各区画ラインの [Calculated] 属性フィールドを更新します。ラインのディメンションが図面のディメンションと一致しない場合は、[計算済み] を [はい] に設定します。これは、計測値がライン ジオメトリから生成されたことを示します。
[Subs and Condos] の下に表示されたパーセルを展開し、次にその [Lines] を展開して、パーセルの各ラインを表示します。ラインを選択し、[Calculated] フィールドの横にあるドロップダウン リストをクリックして、[はい] を選択します。
残余パーセルの作成
新たに結合された新しい区画パーセルを使用して、基のパーセルから残余パーセルを作成します。
- 選択チップを使用して新たに結合したパーセルを選択し、右クリックして [残余パーセル] をクリックします。
- [残余] ダイアログ ボックスで、[プラン] をクリックして残余パーセルのプランを設定します。
- [テンプレート] をクリックして、[フィーチャ テンプレートの選択] ダイアログ ボックスから [Tax Parcels] フィーチャ テンプレートを選択します。
- 残余を作成するパーセルを選択し、残余パーセルの名前を入力します。[OK] をクリックして、残余パーセルを作成します。
元のパーセルには、履歴のフラグが設定されます。
ロット ラインのコピーと貼り付け
CAD ラインをコピーして貼り付け、区画ロット パーセルを作成します。
- もう一度、CAD レイヤーの範囲を拡大します。
- [パーセル フィーチャの選択] ツール を使用し、すべての CAD ラインを選択します。
複数の CAD ラインを選択するには、Shift キーを押したまま、各ラインを選択します。
- 選択した CAD ラインを右クリックし、[コピー] をクリックします。
- [プラン ディレクトリ] ダイアログ ボックスを開き ([パーセル エディター] > [プラン ディレクトリ] の順に選択)、区画のために作成したプランを右クリックして、[作図] をクリックします。
- [パーセルの詳細] ダイアログ ボックスで、[テンプレート] をクリックして、新規のロット パーセルの [Lots and Units] の下で [Lot] フィーチャ テンプレートを選択します。
- [作図] グリッドを右クリックし、[貼り付け] をクリックして、パーセル作図線として CAD ラインを貼り付けます。
- [貼り付け] ダイアログ ボックスで [ライン テンプレートの適用] を選択し、テンプレートは [Standard Boundary] に設定したままにします。
[テンプレート] をクリックして、別のライン テンプレートを選択します。
- 必要に応じて、[次の範囲内のラインを延長および切詰める] テキスト ボックスに値を入力します。
ダングルやアンダーシュートなどのドラフトの不整合は、CAD データにはごく普通に存在します。[ラインの拡張と切詰めの範囲] に指定した許容値の範囲内にある CAD データのダングルとアンダーシュートは除去されます。
- [OK] をクリックしてラインを貼り付けます。
CAD ラインを作図線として貼り付けたら、CAD レイヤーの選択をクリアし、その表示設定をオフにします。
- 公道用地がある場合、貼り付けた公道用地ラインのライン テンプレートを [Standard Boundary] から [Road Frontage] に変更します。
- [パーセル フィーチャの選択] ツールを使用して、マップ上の貼り付けた公道用地ラインを選択し、[作図] グリッドの選択されたラインを右クリックして、[テンプレートの設定] をクリックします。
公道用地ラインの選択 - [テンプレートの設定] ダイアログ ボックスで、[選択ライン] を選択したままにし、[テンプレート] をクリックして、[Road Frontage] を選択します。
- [OK] をクリックして、ライン テンプレートを変更します。公道用地ラインの選択を解除します。
- [パーセル フィーチャの選択] ツールを使用して、マップ上の貼り付けた公道用地ラインを選択し、[作図] グリッドの選択されたラインを右クリックして、[テンプレートの設定] をクリックします。
貼り付けたロット ラインの編集
貼り付けたラインのディメンションとライン ジオメトリを編集して、元の図面または測量記録のラインと一致させます。
- ラインストリングを分割します。
- 距離が非常に短いラインがプランで表されていない場合は、削除します。これらのラインは、CAD データのジオメトリックの不整合によるものです。
- [ブレークライン] および [ライン分割] ツールを使用してラインを分割します。
- 不正な曲線を削除し、プランから正しいライン ジオメトリを再入力します。
- プランのディメンションと一致するようにラインのディメンションを編集します。
ロット パーセルの作成と結合
貼り付けた作図線から新規のロット パーセルを作成し、パーセル ファブリック レイヤーに結合します。
- 新規のロット パーセルを結合する区画パーセルを拡大します。
- [パーセルの詳細] ダイアログ ボックスで、[パーセルの構築] をクリックして、新規のロット パーセルを作成し、パーセル ファブリック レイヤーに結合します。
- [ダングルまたはオーバーシュート] ダイアログ ボックスで [キャンセル] をクリックして、パーセルの構築を終了するか、[OK] をクリックして、依存ラインがあるパーセルの作成を続行します。
- パーセルを作成したら、結合プロセスが開始されます。必要に応じて、[パーセルの結合] ダイアログ ボックスで [結合するパーセルをマップ範囲に移動] をクリックし、パーセルを CAD ラインの範囲から、パーセルを結合したいエリアへ移動します。
新規のパーセルのポイントと、パーセル ファブリック レイヤー内の対応するポイントの間で結合リンクを確立できる位置にパーセルをドラッグします。
- [パーセルの結合] ダイアログ ボックスで、ロット パーセルを結合するのに使用する結合方法を選択します。
一般的に、新しい区画パーセルの方が周囲のパーセル ファブリックより正確な場合は、パーセルを結合するのに 2 番目の結合方法 ([結合ポイントをマップ位置で固定]) を使用します。結合されるパーセルと周囲のパーセル ファブリックの正確度がほぼ同じ場合は、最初の結合方法 ([ファブリック ポイントは固定。ライン ポイントがラインに移動。]) を使用します。
- [パーセルの結合] ツール を使用して、パーセル ファブリック内の新しいパーセル ポイントと既存のポイント間に結合リンクを確立します。
少なくとも 2 つの結合リンクを追加すると、パーセルが周囲のファブリックに合わせて拡大縮小および回転されます。
- [ファブリックをトレースして結合リンクを作成] ツールを使用して、残りの結合リンクを作成します。
- [自動結合] をクリックして、不明な結合リンクまたはライン ポイント結合リンクを検出します。
- すべての結合リンクが確立されたら、[結合] をクリックし、新規のロット パーセルをパーセル ファブリック レイヤーに結合します。
結合リンクが作成されると、[パーセルの結合] ダイアログ ボックスに結合残差が表示されます。結合残差は、結合するパーセルが周囲のパーセルにどれだけよく適合するかを示します。正確度が高いパーセルを正確度が低い周囲のパーセルと結合する場合、大きな残余の値が発生する可能性があります。
属性パーセル
公道用地パーセルのタイプと名前を更新し、ロット パーセル番号を割り当てる必要があります。
- 選択チップと [パーセル フィーチャの選択] ツールを使用して、公道用地パーセルを選択します (存在する場合)。
[プロパティ] タブの [パーセルの詳細] ダイアログ ボックスで、[Lot or Unit Number] の名前を入力します。[ロットまたはユニット タイプ] の横にあるドロップダウン リストをクリックし、[Public Right Of Way] を選択します。
- 選択チップと [パーセル フィーチャの選択] ツールを使用して、新しいロット パーセルを選択します。
- [パーセル エディター] ツールバーの [パーセルに名前を付与] ツール をクリックし、新規のロット パーセルに順次名前を付与します。
このツールを使用して一連のパーセルの上を方向線でトレースし、どのような順序でパーセルに名前を付与するかを決めます。
- 新しいロット パーセル上で一連のラインをドラッグします。クリックして、ラインの始点または終点を指定します。ダブルクリックしてラインのドラッグを完了し、[パーセルへの連続名称付与] ダイアログ ボックスを開きます。
- [パーセルへの連続名称付与] ダイアログ ボックスで、[開始パーセル番号] を入力し、増分値を入力して、[OK] をクリックします。
課税パーセルの作成
複製コマンドを使用して、ロット パーセルを複製し、課税パーセルを作成することができます。
- 選択チップと [パーセル フィーチャの選択] ツールを使用して、ロット パーセルを選択します (公道用地パーセルは除く)。
- 選択したパーセルを右クリックし、[複製] をクリックします。
- [パーセルの複製] ダイアログ ボックスで、[プラン] をロット パーセルに使用されるプランと同じ設定のままにします。
- [テンプレート] を [Tax Parcels] に設定します。[非結合として複製] は選択しません (オフのままにします)。
- 残りのデフォルト値をそのまま使用し、[OK] をクリックしてパーセルを複製します。
属性パーセル
[パーセルに名前を付与] ツール を使用し、課税パーセルに順次名前を付与します。
パーセルのアノテーション
ワークフローの最後の手順では、課税パーセル ラインにアノテーションを付加します。
- [ParcelDimensions] アノテーション フィーチャクラスをマップに追加します。
Local Government 情報モデルがパーセル ファブリックで有効化されている場合、[ParcelDimensions] アノテーション フィーチャクラスが作成されます。このアノテーション フィーチャクラスは、パーセル ファブリック ライン フィーチャクラスにリンクされたフィーチャです。
アノテーションは、[パーセル コースのアノテーション] ツール を使用して作成します。このツールは、パーセル ライン上のアノテーションの重複を処理します。
- 新しいパーセルを選択し、[パーセル エディター] ツールバーの [パーセル コースのアノテーション] ツール をクリックします。
- [選択フィーチャにアノテーション追加] ダイアログ ボックスで [ParcelDimensions] を選択し、[OK] をクリックします。
[はい] をクリックして、アノテーションを再作成します。
- 必要に応じて、[アノテーション編集ツール] を使用して、生成されたアノテーションを編集し、配置を変更します。