ここでは、[住所ロケーターのプロパティ] ダイアログ ボックスの [ロケーターについて] セクションに表示されるプロパティについて説明します。
名前
ロケーターの名前。
ロケーターの名前は ArcCatalog で変更できます。
- ArcCatalog で、目的のロケーターを右クリックして [名前の変更] をクリックします。
- 新しい名前を入力して、Enter キーを押します。
説明
ロケーターに関する情報。作成したロケーターに関する情報を追加する場合は、その情報を [説明] フィールドに保存します。ロケーターの所有組織、ロケーターを作成した組織、エリア、ジオコーディングで使用できる住所のタイプなどを追加しておくと役立ちます。この説明は、ArcMap の [住所ロケーター マネージャー] ダイアログ ボックスにも表示されます。
ロケーターの説明を変更するには、[住所ロケーターのプロパティ] ダイアログ ボックスで次の手順に従います。
- [住所ロケーターのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[ロケーターについて] セクションを拡張します。
- [説明] フィールドにロケーターの説明を入力します。
- [OK] をクリックして設定を保存し、ダイアログ ボックスを閉じます。
スタイル名
ロケーターの作成時に使用するロケーター スタイルの名前。
スタイル説明
ロケーター スタイルの簡単な説明。
空間参照
ロケーターの空間参照。住所ロケーターの作成時に別の参照系を指定しない限り、ロケーターの作成にはフィーチャクラスの空間参照が使用されます。
スタイル リリース
ロケーター スタイルが開発された ArcGIS のリリース番号 (ArcGIS 10.2.1 など)。
最終作成日時
ロケーターが最後に作成された日付と時間。この情報によって、ロケーターを作成し直す必要があるかどうかを判断できます。前回の作成時以降に参照データが変更されている場合、ロケーターの再作成を検討する必要があります。
標準化された参照データを格納
標準化された参照データの属性をロケーターに格納するかどうかを示します。このプロパティが True の場合、ロケーターの作成時に参照データがリアルタイムで標準化されます。
GDB トランザクション バージョン
ロケーターが作成された SDE ジオデータベースのバージョン名またはバージョン番号 (参照データがバージョン対応の場合)。
コンフィグレーション キーワード
ロケーターが作成されたジオデータベースのコンフィグレーション キーワード。
インターセクションをサポート
ロケーターが交差点のジオコーディングをサポートしているかどうかを示します。このプロパティが True の場合、ロケーターはこのジオコーディング機能をサポートしています。
候補の表示のサポート
住所ロケーターがジオコード サービスとして公開されているときに、suggest 操作を有効にします。suggest 操作では一致候補のリストが表示され、目的の住所がリストに表示されるまで、ユーザーが文字を入力するごとにリストが更新されます。
このプロパティを True に設定すると、ロケーターが候補の表示をサポートします。