ArcCatalog での住所ロケーターのコピーと貼り付け

レガシー:

ジオデータベースへのロケーターの格納に対応していない新機能 (パフォーマンスの改善、マルチスレッディング、候補の表示のサポートなど) を有効に活用できるように、ロケーターをファイル フォルダーに格納しておく必要があります。ジオデータベースへのロケーターの格納をサポートするのは、ArcGIS 10.4 が最後のリリースになります。

1. ArcCatalog または ArcMap の [カタログ] ウィンドウで、コピーする住所ロケーターが格納されているフォルダーに移動します。
住所ロケーターとその参照データおよびテーブルをワークスペース間でコピーする場合、住所ロケーターの参照データに対する相対パスを有効にしていると、住所ロケーターの再構築の際に、エラーの発生が少なくなります。
2. 住所ロケーターの参照データに対する相対パスを有効にするには、次の手順を実行します。
   1. 住所ロケーターを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

      [住所ロケーターのプロパティ] ダイアログ ボックスが開きます。

   2. [住所ロケーターのプロパティ] ダイアログ ボックスの [相対パスで保存] の横にあるチェックボックスをオンにします。
   3. [OK] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
3. 住所ロケーターを右クリックし、[コピー] をクリックします。
4. 住所ロケーターの貼り付け先のフォルダーを右クリックして、[貼り付け] を選択します。

ヒント:

ArcCatalog では、ドラッグ アンド ドロップ操作を使用して、住所ロケーターをフォルダー間で移動させることができます。

移動先のフォルダーが同じディスク上にある場合は、移動させる住所ロケーターをクリックしてドラッグし、移動先のフォルダーにドロップします。

移動先のフォルダーが別のディスクまたはネットワーク上にある場合は、Shift キーを押しながら、住所ロケーターをドラッグし、移動先のフォルダーにドロップします。